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M/世界の、憂鬱な先端 (文春文庫)  著者は、本書に十年かけたという。その思索と呻吟の重みが、張りつめた緊張感となって読者に迫ってくる。

 昭和天皇の重態が報じられるなかで遂行されていった幼女連続誘拐殺人事件の犯人、宮崎勤の妄想とファンタジーに彩られた精神のリアリティを内側から理解すること。そして、宮崎を「憂鬱な先端」としてもつ「世界」の実相を、つまり戦後復興から高度成長を経て、脱神話化された「生活圏の町」を実現し、大衆化された消費社会へとつき進んでいった戦後日本の社会システムやカルチャー、映像を代表とするメディアのあり様を外側から叙述すること。

 この二つの視点は、著者の身を抉るような内省とあいまって、深い陰翳に富んだ作品世界を造形している。

 それにしても、このような書物を前にて、どんな言葉を紡ぎ出せばいいのだろう。しゃべるな。語るな。沈黙するな。通奏低音のように響くこの言葉に、私の魂は戦慄する。


墜落の夏―日航123便事故全記録 (新潮文庫) 1985年当時小学一年生だった私は、日航機墜落事故に衝撃的な印象を持ってはいたが、不謹慎ながら歴史上のものと捉えていた感があった。しかし、著者の取材はそれを大きく覆した。誰にでもある日常を、何の前触れも無く、何の落ち度も無く、壊されていった人々の不条理さ無念さ、社会システムの度重なるヒューマンエラーの犠牲となった人々を思うと、本当にやりきれない気持ちでいっぱいになった。とても他人事には思えない。またさらに、『墜落の夏』は事故原因の真実を見つめるため、あらゆる角度からの検証を冷静に試みる。時間をかけて入念に誠意を持って行なった取材であるからこそ、社会システムへの提言に真実味が帯びてくるようである。初版から10年以上経つが、決して色褪せない良書であると思う。
ファイヤーボール [DVD]  格闘技と球技の合体というと2002年にもリメイクされた「ローラーボール」があり、発想そのものは珍しいものではない。しかし、最近どんどんレベルアップしているタイのアクション映画が殺人バスケを扱ったところは面白い。
 バンコクのアンダーグラウンドで行われる殺人バスケは、とにかく先にシュートを決めた方が勝ちというシンプルなルール。もっとも、映画の最初に「実際は得点に関係なく最後に生き残った方が勝ち」と説明しているので、ボールはいらないのでは、とツッコミたくもなる。バスケットボールとムエタイなどの格闘技がまだうまくこなれていない感はあるものの、「バンコック・アドレナリン」や「レイジング・フェニックス」と同様、これまでの香港アクションなどには見られなかった斬新な動きが見られる。最近のタイのアクション映画は、空間を広く使う殺陣の組み立てもそうだが、映像処理そのものが確立してきたようなが気がする。この作品でも決勝戦で水しぶきを上げながら戦うシーンは非常にスタイリッシュ。単純なストーリーはともかく、「マッハ」以降のタイのアクション映画の中で押さえておきたい作品の一つである。
 主人公を演じるプリーティ・バラミーアナン(バンク)は人気ロックバンド「Clash」のボーカルで、アクションにも違和感はなく、タイ人っぽさをそれほど感じさせないのでアジアで人気が出てきそう。ヒロインを演じた新人女優のカヌタラー・チューチュアイスワン(エム)もこれまた可憐で日本人受けしそうな美人。タイ映画を見ていると次から次へと美人女優が出てくるので目移りしてばっかりだ。


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