Python入門―2&3対応
他の方も書かれていますが、本の想定読者はプログラミングの初心者ではないと思います。
では他のプログラミング言語を習得し初めてPythonに触れる人向けかというとそれも怪しいです。
理由は扱っている内容が広すぎるため、各テーマの説明がざっくりしすぎており結局Webで
調べないと分からない事が多いためです。
例えばクラスに関しては本書で訳10ページほどしか扱われておらず、疑問点が多々残り結局Webで調べました。
Webで調べるのが面倒なので本を買ったのにこれは残念です。
とはいえListやString等の使い方は詳細に書かれており、また開発環境(エディタ/IDE/テストツール等)が
紹介されていた事等は大変助かりました。
総合するとWebで調べるのが苦でなければ購入する必要は全く無いと思います。自分のように新しい言語を
習得する時はまず本を購入するタイプであれば買ってもよいかもしれませんが、他に詳しい本があれば
そちらの方が良いと思います。
コンサート・フォー・ジョージ [DVD]
これは、ジョージ・ハリソンの一周忌を記念して、行われたトリビュートDVD。ソロ活動後に一緒にバンドを組んだジェフ・リン、トム・ペティー、ビートルズ仲間のポール・マッカートニー・リンゴ・スター、ビリー・ブレストン、そして親友エリック・クラプトンら豪華な仲間。
コンサートは、ジョージのビートルズ・ソロ時代の名曲が演奏されている。しかし、このトリビュートは、他のアーティストとは明らかに違う。それは、本当にジョージの事を慕い、音楽を共有した仲間がジョージに捧げた、商業ベースで企画された物でないコンサートだ。
生前、クラプトン&ジョージのライブに行ったことがある。ジョージの声はお世辞にも上手いとは言えない状態だったが、クラプトンがジョージを支えている姿が印象的だった。「いとしのレイラ」の曲の所以のように、ジョージの妻であった女性をクラプトンが奪い取ってしまったにもかかわらず。そんな恋愛問題をも乗り越えられる真の友情がそこには存在する。
また、昨年のぽーる・マッカトニーのコンサートでジョージの死に触れ、「ジョージはウクレレが大好きだったんだ」と語って歌ったサムシング。解散やアップルの確執を乗り越えた友情がそこにはある。
そんなポールとクラプトンがここではDUETしたり、先にあげたメンバーとジョージの息子が特別なバンドを組んだりと、ジョージが天国で微笑んでいる姿が浮かび上がってきそうなコンサートをDVDでじっくりと楽しみたい。