たおれて尊し!(1) (アフタヌーンKC)
"マコちゃんのリップクリーム"のキャラと相当被ってる。最初の方は変な既視感で楽しめなかった。後半、五郎が出てきてからは展開が変わったようで先が楽しみではあります。なみえはん、すっかり売れっ子にならはりました。ご同慶の至りです。
尾玉なみえ短編集 脳酸球 (シリウスコミックス)
まさか、ページを開く前から笑わせられるとは思ってもみなかった。
そうなのだ。この短編集「脳酸球」には、ある仕掛けが施されている。
それも、尾玉なみえにしか出来ないであろう悲壮感極まるネタが……。
だが、面白いのはそれだけではない。
中身の方も、とんでもないことになっている。
何しろ、細い仕事をこなしてきた尾玉なみえの作品たちが、一気に読めるのだから、面白くないわけがない。
内容的にはヤンジャンやビージャンで掲載されていたシリーズ物の「燃えよ!セールス」や「サルっ子ペペ」、チャンピオンでもやっていた「サルの子ペペ」などと共に、読み切り2本が収録されていて、ほぼ後半は、ペペの話になっており、実質、「サルっ子ペペ」の単行本第1巻に「燃えよ!セールス」他2作品が一緒になっている、と言ってもいい内容だ。
また、チャンピオン版での「サルの子ペペ」は完全に初見だったが、その危うさのバランスはさすがとしか言いようがない。
というわけで、本当に外も中も大変面白くなっているので、尾玉ファンは即買い必至の一冊と言えるでしょう!
マコちゃんのリップクリーム(7) (シリウスKC)
自称打切り作家、尾玉なみえ氏の第7巻です。
非実在小学生マンガと見せかけて
既知外のヒトビトが跳梁跋扈する
ファンタジーワールド全開加減は
ギャグ漫画家5年説なんて軽く打ち消してくれます。
それにしても羽海野チカさんの表紙は誰得なのでしょう、
本屋さんで一回スルーしちゃいましたよ、マジで
モテ虫王者カブトキング 1 (ジャンプコミックス)
御主人様。
キモイです。
バリキモイです。
マキシマムキモイです。
御主人様の作品が4ヶ月連続で出版されるなんて、驚天動地です。
その尾玉フェア最初の作品が下品でKUZUでソドミーな主人公の作品なんて、御主人様の感性はどうかしてます。
しかも、尾玉フェアにて応募券を集めれば御主人様のKISS入色紙がいただけるなんて、ARIENAI!!
私目もそれを欲しているのですが、仮にゲット出来たとしても、嗅いでみたらヤニ臭かったらどうしようかと、ハラハラしております。
しかし、御主人様のメスが暴れ狂っているうちにどんどん出版していただければ私目のようなファンは日常を豊かに過ごすことができますれば、4ヶ月と言わず、毎月新作を出版していただければ散財しても良いと、思います。多分。
我は尾玉の名のもとに…。
純情パイン<完全版> (シリウスコミックス)
久し振りに拝見致しましたが、特にプロトタイプの過激さには改めて驚きました。
子供達のコントロール不能な剥き出しの暴力や性をメインとしたギャグは現在見てもかなり凶悪で黒く、そして面白いです。
特にみちるちゃんの脇の下のフェロモンにより発情したみつお君が股間を膨らませながら合体をせがむ所などどう見ても少年誌向けでは有りません。
理科準備室に憑依している少女幽霊メメントちゃんの醸し出す寂しさにも、オナップ星人隊長や飯岡(しゃりおか)先生のアダルト・チルドレン振りも年齢を重ねてから接した方が親しみが湧きました。
それにしても打切り後10年以上経ってからマイナー出版社ならともかく講談社から完全版が再発されるとは。
漸く世間が尾玉氏に追いついたのか、この業界が本当にヤバイのか判別し難いですが嬉しい事です。
ぼつネームの掲載はやり過ぎだと思いますが、巻末の11年前の自分に送るエール風のポエム(?)が興味深かったです。
本の袖に掲載された写真が本当に尾玉氏かどうか、私はまだ疑いを持っています…。