太陽の牙ダグラム DVD-BOX III <最終巻>
悲願の独立を勝ち取ろうとする太陽の牙とデロイア人民解放軍。その行く手を遮ろうとする連邦軍。これはデロイアが完全に独立し、スタートラインに起つまでの話しである。それはもう紆余曲折の連続。和平会談で知る見かけ倒し独立。その駆け引き。これは本当に子供向きなのでしょうか?もちろんロボットの戦闘はありますが私はちょっと物足りない気がしますね。激しい戦闘が中心というよりは政治戦略が結構緻密に描かれてるのでそういった面も楽しみたい方はオススメ・・・かな?
ダグラム&バイファムモデルズ 太陽の牙ダグラム&銀河漂流バイファム超立体作品集 (DENGEKI HOBBY BOOKS)
全体的に、ダグラムキット4割、バイファムキット4割、あとメカ資料設定集が2割の内容です。
ダグラムキットは再販不可能なので、こういう作品を見るとすごく作りたく思いますね。
個人的には、バイファム好きではないので、ダグラムオンリーで発売してほしかったです。
両方好きなら買いでしょう!
太陽の牙ダグラム DVD-BOX The 25th anniversary memory
最近の高橋監督の作品を見て知ったのが、歴史に相当の造詣があったという事である。
作品の内容については、当時からアニメ誌からは評判が悪く、廃刊になったアニメックでは罵
詈雑言を浴びせていた記憶がある。但し、それでも食いついたファンがいたというのは全75
話という大河ドラマ化した数字が物語っている。
歴史というのは繰り返されるという。政治家の打算、現地住人の悲鳴、圧政に対する抵抗など
昨今の情勢を見うるに、それをエスエフと片付ける事ができるか?
オープニングの朽ち果てた主人機は絶望を表すのではなく、実は未来への希望と不要となった
兵器への“けじめ”と分かったときに、この作品の本当のテーマが見えてくるであろう。
太陽の牙ダグラム DVD-BOX Ⅰ
のっけから主人公メカ=ダグラムが朽ち果てて擱座している
衝撃のシーンから始まる本シリーズは、
実に全75話からなる恐らくはサンライズ最長のオリジナルロボットアニメとなります。
時に1982年くらい。
世間はガンダムブームと言う名のガンプラブームに明け暮れておりました。
自分も近所の模型店やおもちゃ屋が入荷する日をすべて暗記し、
学校帰りには巡回してジオングだのリックドムだのを入手しては狂喜乱舞していたものです。
しかしガンダムの後にガンダムはあらず。
いや、富野監督とサンライズはその後もロボットアニメを作り続けたのですが、
『伝説巨神イデオン』の紡ぐ物語に衝撃を受けたり『聖戦士ダンバイン』世界観に驚き覚えたりしても、
「ガンプラ」的な気分は全く埋まらなかったのです。
そんな中、砂と鉄と硝煙の匂いを携えて登場したのが『太陽の牙ダグラム』。
第1話の放送の後は、全国のSAK(スケールアニメキット)がことごとく擱座させられ、
汚されまくられたであろう事は言うまでもないのでした。
そんな『ダグラム』物語は実にハード。
デロイアという架空の惑星を舞台に、第二次大戦中に欧州諸国が行なっていたであろう、
植民地政策をシュミレーションするという、ガンプラ小僧とは真逆の世界。
けれど主人公クリン・カシムの属する独立愚連隊・太陽の牙の仲間たちは、
どこか幼さを残した気のいいおっさんたちで、そんな憂鬱な戦況を、
ナハハがははと笑い飛ばして駆け抜けていくのです。
そこには少し背伸びをしたい中坊が憧れた大人の世界があったのかも知れません。
劇場版 ドキュメント 太陽の牙ダグラム / ザブングル グラフィティ 同時上映BOX (初回限定生産) [DVD]
「ドキュメント・ダグラム」はVHS時代に買いました。残念なことに「チョロQダグラム」は収録されていませんでした(TT)。
今回は「チョロQダグラム」も収録されていることで、買いは+1です。
また、「ザブングル・グラフティ」は買う機会を逃していたので、これも+1。
当時悪のりなのか「彩色なしの動画ニメーション」っていうのが売り?の「ザブングル・グラフティ」でした。
とにかく同時期のリアル作品とバラエティ作品がパッケージされているのは、
あの頃のサンライズロボットファンとしては たまりません。
「ドキュメント 太陽の牙ダグラム」は地球の植民星デロイアが独立するまでの物語。
傀儡政権・独立正規軍に対して、デロイア独立は勢力との戦いを描いてます。
お話は ちょっとディープです。
一方 「ザブングル グラフィティ」は理屈なしで楽しめる作品です。
私は、ダグラム好きなので、どうしても「ダグラム」に偏りがちですが、
両方とも サンライズ・ロボットアニメファンとしては魅力の商品といえると思います。