浮雲 (岩波文庫)
秀才だが周りにあわせてうまく切り抜けていくのが苦手な文三がリストラにあう。
それを機に、仲よくしていたいとこのお勢が、軽薄非才な昇に傾いてゆく。
男の片思いをえがいた小説でもある。
三遊亭圓朝の落語の語り口をまねた文体。
解説を読むだけでも歴史的な意義がわかる。
日本近代小説のはじまり。
明治の言文一致運動の出発点。
現代の日本語を作ってくれた一人。
若いときに父親に文学者になるといったら「てめぇなんぞは、くたばってしめぇっ!」と怒鳴られたことから「二葉亭四迷」のペンネームにしたらしい。
大学生なら読んでおきたい一冊。
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2011年 08月号 [雑誌]
この号は、何と言っても、Cornell Dupree追悼特集です。
King Curtis, Aretha Franklin, Donny Hathaway etcのバックを支え、
自身のソロ作で、STUFFのメンバーとして、R&B, Soul, Fusionと幅広いジャンルで活躍されてきたギタリストです。
参加作品は、2,500枚以上!
この追悼特集では。。。
・ Cornell Dupreeのバイオグラフィー
・ 3本のギター (Fender Telecaster, Yamaha Dupree Jam, Yamaha Pacifica)、
・ 技術者の証言 (Yamaha Pacificaシグネイチャーモデル開発者の方)
・ David T. Walker & Chuck Raineyインタビュー (Cornellの印象について、Marlena Shaw来日時のインタビュー)
・ SAMBOMASTER 山口氏インタビュー (Cornellの魅力について & オススメCD・5タイトル)
・ Cornell Dupree語録 (過去インタビューからピックアップ)
・ ディスクガイド (名盤18タイトル・厳選100タイトル)
・ Cornell Dupree奏法分析
。。。と、合計18ページもあります。
プラス、STUFF "How Long Will It Last"のスコアも掲載。
とてもリスペクトが感じられる追悼特集でした。
また、個人的には、Nile Rodgersの来日時インタビューが、面白かったです。
インタビュー自体は、2Pだけですが、
最初にカッティングを見せてくれたのはBernard Edwards(!?)とか、
Eric Clapton, Jeff Beck, Miles Davis etcとの昔話を、語ってくれます。
(日本公演については、ちょっとだけです。)
Cornell Dupreeにスポットを当ててくれた、Guitar magazineに、Thank You!です。
(天国では、やっぱり、Donny Hathawayとやってるんですかねぇ? 絶品Liveを)
風雲児たち (1) (SPコミックス)
20年以上描き続けられている、日本唯一の「大河歴史ギャグ漫画」。「幕末」を、何と関が原から描き起こし、坂本竜馬の旅立ちに至る長大な作品である。潮出版社版全30巻から、出版社を変えての「ワイド版」、全20巻。加筆訂正あり、表紙も一新、各巻末に「脚注」ならぬ「ギャグ注」まで充実!(『風雲児たち 幕末編』も現在連載、続刊中)
作者みなもと氏は、この2004年4月、マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる「第8回手塚治虫文化賞」特別賞(朝日新聞社主催)を受賞した。自作のレベルはもとより、名作漫画の復刊などにも多くの貢献をした氏に対しては、満を持しての受賞であった。
この『風雲児たち』は、「漫画としての秀逸さ」と「歴史ドラマとしての緻密な構成」が他のどの「ギャグ漫画」よりも「歴史漫画」よりも突出しており、その二つが渾然一体となった傑作。既に年齢、職業を問わず高い評価を受けており、授賞式では「日本の漫画文化そのもの」とまで評された。
第1巻冒頭の数ページ、「幕末の志士」が登場したかと思ったら急転直下、舞台は関が原へ。驚きつつもページを繰れば、息もつかせぬコッテコテのギャグの応酬に腹をよじり、渦を巻く悲劇と純情に泣く。正しく歴史エンタテインメントだ。(「ギャグ注」は日本の「笑いの文化」の貴重な記録。必見!)人間のあらゆる感情こそが歴史そのものなのだと知り、快い衝撃に呆然とする。
故・横山光輝氏の『三国志』が、「単行本が20冊ぐらい出揃ってから人気が出始めた」と氏自身が語っているように、歴史物はある程度の「まとめ読み」が必要だ。どなたにも「一気読み」をおすすめしたい。分けて買ってもいいが、次が待ちきれなくなるのは必至である。そして全部読み終えたら、すぐに1巻に戻ってみよう。「幕末」を目標としたあまりに的確な伏線に驚愕し、何度でも読み返したくなる。
何という贅沢な漫画が日本にはあるのだ!
OSCA
タイトル通りです。
あ〜、うん。いんじゃない?
というのが聞いて1日経った正直な感想。
林檎姫が乱舞+吼え。
しかしちょっと声が崩れすぎてるような印象を受けました;;
OSCA・・
う〜ん、やっぱり林檎さんは自分の詞が1番声に合っている気がします;;
(唄い手は例外として)
ピノキオはまあ・・所謂、"もの悲しソング"。
でも「手紙」と似ちゃった感が否めません・・。
鞄の中身も、良いんですが・・。
英語詞が載っていないのが不満でした><;
(”椎名林檎+斉藤ネコ”じゃないんだから;;って感じが・・。)
まとめると
嫌な所はあるんだけど、まあ今までの事変もしくは林檎好きは
そのうち聞いてれば「・・・まぁ、いいかなぁ・・。」と
妥協・・プラス、受容に入る。
という感じで星3つ。