アクチュール 2011年 7月号 No.24
何冊か、他にも、映画情報誌を買ってみましたが、私『三浦春馬』くんの大☆大☆大ファンで、表紙につられて、実は、この本を二冊購入しました! 一冊は、「鑑賞用」で、もう一冊は「完全保存用」にと思いまして…で、この雑誌は発売予約中から、かなり「人気度」が高かったので、是非、観たい!と思って、凄く期待していましたら、実際、本を読んで、観て、ちょっとがっかりしました。 ピンナップの写真も春馬君の爽やかさが全くでて居ないのと、対談の内容もいまいち面白くないですね…。 『東京公園』の青山真治監督との対談は良かったですが、活字の字体が読みにくいのだと思います。 ちょっと辛口の評価で、済みません。人それぞれに色んな捕らえ方があるので、参考にして頂ければと思いまして…。
エルクローネのアトリエ ~Dear for Otomate~ (限定版) 予約特典ドラマCD付き
絵と世界観に惹かれて買いました。プレイしてみると、思っていたよりも物語が壮大でドラマチックでした。
キャラも、歴代のメインを出していたり、人それぞれの歴史を感じました。音楽も、花の咲く街に合っていて素敵だと思いました。
ただ、ノベルゲーム好きでないときついかもしれません。後、共通ルートがほぼ最後まであるので、キャラによると違和感があるかも?
私はほのぼのとした「エルクローネの街」を楽しんだり、気になるキャラの過去や正体を知れて個人的に満足しました。
また限定版のドラマCDはいわゆるパラレルもので、正直期待していたよりも面白かったです。最後は○○オチだったのが、良かったです。
ゲームとしては、アトリエをしたことのない人でも、他のシリーズの物をしてみたいと思えるものでした。
ただ話が唐突に始まり終わるというキャラルートと共通ルートの境目と、この作品オリジナルキャラもしくは団体があまり話を深く掘り下げていなかったので、フワフワした所を感じるかも。
プレイするとあたたかい気持ちを感じれる作品でした。
蜷川幸雄の稽古場から (クルック)
蜷川さんの演劇関係の書籍は今までもいろいろ拝読してきましたが、
この「蜷川幸雄の稽古場」がいいなと思うのは、蜷川さんが近年起用してきた若手俳優たち10人のインタビューから、蜷川さんの素晴らしい舞台がどうやって生み出されていくのか、、、という風景がいきいきと立ち上がってくることです。
インタビューでは、各俳優が蜷川さんの稽古で、どんな経験(苦労?)をし、どう成長をしたかが語られていて、以前見たあの舞台はこういう稽古を経て作られていたのか!この俳優さんの今があるのは、こういう修羅場を突き抜けてきたからなのか!だけでなく、けっこうオフレコのエピソードの紹介もあり、さらには、各俳優さんと蜷川さんとの人間関係まで垣間見え、非常に読み応えがあります。
以前から、お芝居のカタログで、出演者らが「蜷川さんの稽古場が半端でなく楽しい!」っておっしゃっていた意味が理解できます。
巻末の演劇関係者2人によるエッセイも、長い年月、蜷川さんの稽古場を見てき立場から、客観的なコメントを補足していてうれしいし、カラーグラビアの蜷川実花さんの写真では、お孫さんの手を引く蜷川さんのプライベートなお姿も紹介されていて、「灰皿を飛ばす鬼の演出家」という噂とはぜんぜん違うお顔、厳しい面の裏にあるあたたかさを感じられるところもいいです。
あえて、希望を言わせていただけるのなら、今回は「若手」ということでU-38の俳優に限られていますが、出来ればもう少し上の世代の俳優の方々のインタビューもほしいところ、、、野村萬斎さん、勝村政信さん、吉田鋼太郎さん、白石加代子さんなどのベテランの方々のインタビューもあったら、どんなに嬉しいことでしょうか!
いづれにせよ、読後の感覚が、あったかなのは、演劇が好きで、蜷川さんの作り出す世界に共感している人たちの熱い気持ちが集まってできた本だからかと思いました。
インタビューに登場する俳優さんらのファンの方たちにも、演劇ファンの方たちにも、ご一読をお勧めします。
まほろ駅前多田便利軒 プレミアム・エディション(2枚組) [Blu-ray]
「まほろ駅前多田便利軒」は、直木賞受賞作家の三浦しをんの原作小説を
『ゲルマニウムの夜』の大森立嗣監督が映画化したものです。
瑛太と松田龍平が主人公の便利屋を演じます。
コロンビア人の娼婦ルル(片岡礼子)や、ヤクザの麻薬の運び屋をする小学生の由良(横山幸汰)など、
二人は便利屋稼業を通して奇妙な客たちのトラブルにかかわってしまう。
「便利屋」は、地味でパッとしない路地裏の新しい職業ですが、近頃、街中でも「便利屋」の看板をよく見掛ます。
そこに困った人がいて、内々にトラブルを解決したい人がいて、お金で人に手助けを求める人がいる限り、
便利屋は「無縁社会」といわれる現代社会では、役に立つ仕事であり続けます。
客たちとの奇妙な出会いと便利屋が関る難題なエピソードが、この映画の演出の味で良かったですね。
MOON CHILDメイキングビデオPrelude ~前奏曲~ [VHS]
映画では見られない撮影現場や出演者の普段見られない表情が見られたり、また一生懸命取り組む姿が映し出されていると思います。これを見たら早く映画館で見たくなるでしょう!!