ブレスオブファイア3
ラストのエンドロールで流れる「ピュアアゲイン」を聴くためにプレイした日々を思い出す。
10年前のPS1用のゲームなのでグラフィック面では劣るが、ストーリーは最高クラス。
物語は少年時代と青年時代が楽しめ、成長するリュウの姿を追うことができる。
戦闘面では画面が切り替わらないバトルが見事、ほとんどストレスを感じずにプレイできる。
おなじみの竜変身はジーンの組み合わせにより、能力も見た目も変化する。
ベヘモスで巨大化したり、最強竜カイザードラゴンに変身したりといろんな楽しみ方ができる。
戦闘システムに関してはほとんど文句なしだが、BF4で採用された連携が加わっていれば鬼に金棒だったが、残念。
海田明里氏、青木佳乃氏が作曲した音楽も定評があり、シリーズ中でも屈指の曲数を誇る。
もしこの作品のサウンドトラックCDの購入を検討したいという方はぜひ 「たのみこむ」 というサイトにアクセスしてみてほしい。
(または「Breath of Fire Original Soundtrack Special Box 」をヤフーなどで検索を)
少し値段は張るが、約10,000円でBOF1〜5の音楽(11枚組み)が楽しめるCD-BOXを購入することができる。
しかし、このBoxは2,000個限定の商品なので、もし売り切れの場合は申し訳ない。
うつろわざるもの~ブレスオブファイアIV~(1) (BLADE COMICS)
まさか7年経ってコミック化するとは思いませんでした。思わず衝動買いしちゃいました。
絵も丁寧で、話のテンポも良いです。
内容はゲームに忠実なので「ゲームは面倒、けどストーリーは知りたい」という人にぴったりです。
ゲームをプレイした人は、読めばノスタルジックな気持ちを味わえます。
サイラスやアースラの登場が今から楽しみです。
ちなみに、この作品はシリーズ4作目ですが、前作と関係はまったく無いので、その点でも
初心者の方にお勧めできます。
Breath of Fire IV Original Soundtrack
本作はブレス3でも一部楽曲を手掛けた
青木佳乃が担当しているので、
全体的な雰囲気としては作風同様、
3と共通するものがあります。
古典楽器をベースとした戦闘曲など
RPGとしては一風変わった楽曲もあり、
聴いていて飽きない作りだと思います。
以前のサントラとの最大の違いは、
ディスクが2枚組になったことで
ゲーム中に使用された楽曲が
ほぼすべて収録されていることです
(一部バージョン違いあり)。
ゲームをプレイして音楽に興味を持ったひとは、
買って損はないと思います。
ブレスオブファイア 4 うつろわざるもの (スリムパッケージ版)
良かった点
・キャラの感情表現が豊か。
・ミニゲームが多く、ダンジョンも短めなので、比較的ダレにくい。
・戦闘で、最大6人のメンバーが自由に交代して戦える(FF10のように)。
・比較的自由にキャラを育てられる。
・他の方のレビューにもあったように、ドラクエともFFとも違う世界観。
イライラした点
・敵味方の魔法・特殊攻撃のエフェクトが長め(遅め)で、時間がかかる。
思ったほどサクサク戦えない。
・他のRPGと比べて、こちらの攻撃が当たらないことがが多い。特に射撃はミスしまくる。
・釣りのミニゲームで、雑魚も激しく抵抗するため一匹釣るのに時間と根気が要る。
しかも、体力がなくなったにもかかわらず、サカナが抵抗を止めない。
・街やダンジョンでの視界が悪すぎる。
・シナリオ上、ミニゲームをクリアしないと先に進めないことがあり、
そのミニゲームが苦手な場合、何度もやり直すハメになる。
ブレス オブ ファイア V ドラゴンクォーター PlayStation 2 the Best
この作品、極端な評価が多くて迷いますよね。
確かにブレスを名乗るには、これはあまりにも異端な作品です。
なので、シリーズとして楽しみたいと思う方は購入を控えた方が宜しいかと。
もうこのゲームの信者に語りつくされていることですが
このゲームの長所は、何よりも「シナリオ」だったりします。
そして短所は「難易度」と言われていますが…。
個人的には、ただ闇雲にあの難易度にした訳ではないと思うのです。
一度ゲームオーバーになる前提のゲームだと思ってやれば、難易度はグッと下がりますし。
このゲームの主人公は、とある事件をきっかけに力を得ます。
が、代償として歩くたび、力を使うたび、その命が削られていく。
その力をどう使うか、主人公が決めたことは、少女をただ空に連れて行くこと。
けれど自分の命は、追っ手やモンスターと戦うだけでもどんどん削れていく。
それでも見えてこない空、
どれだけ昇れば辿り着けるのか、
そもそも本当に存在するのか、
命の残りを表示するカウンターの存在によって
早く次へ、と先の展開を求める焦燥感。
リンクする主人公と自分。
この一体感は、あの難易度や暗い世界観があってこそだと思うのです。
そこまで主人公と自分をリンクさせようとした開発者の意図ってなんだろう?
それは、ご自身の目で確かめてみては如何でしょう。