なでしこの教え あきらめない心を作る50の教え
今年話題のなでしこジャパンの本を読んでみたいと思った。
さすが旬だけあって、いろいろ出ている。
その中で、この本は
あまりにもシンプルな表紙で、かえって気になった。
TVやいろんな本でも選手たちの言葉は
いろいろ聞いたり読んだりできるが、
この本では、選手の言葉もさることながら、
印象深いあの試合の数々だけでなく、
それ以前から沢山の試合を
ファインダー越しに集中して
見つめ続けた作者がなでしこ達の
行動を「教え」として短いセンテンスで
書き記しているものだ。
そして出色なのは、
その写真とキャプションだ。
この本では、その短い「なでしこからの教え」の言葉の下のキャプションが
写真を説明している。
ピッチの中の試合でのやりとりが
「フィールドに一番近い観戦者」である
カメラマンの緊張感と共にリアルに伝わってくるのだ。
ましてや、著者は
スポーツカメラマンであると同時に、
仕事絡みではおそらく誰も行かないであろう
(記事スペースや放送予定が無ければ行っても
仕事として成立しないから。)
女子代表戦を撮りに海外まで出かけてしまう「サポーター」
でもあるようだ。
その「サポーター目線」が一番見える(と思われた)のは、
教え49の写真だ。(個人の勝手な感想ですが)
ドイツの観客たちが満場を埋め尽くした競技場で、
「FINAL」と大きく書かれた横断幕の下を
なでしこたちがフィールドに入場するところの写真。
彼女達の表情は、自然で堂々としている。
この写真のページに来て、なぜかウルっときてしまった。
なでしこ達が、
自分の知らない年月に
どんな苦労をしてきたかが
この1枚に集約されている気がしたからだ。
表紙のシンプルさも、
ずっとこれからも変わらずなでしこ達を見つめ続ける
作者の心意気なのだろう。
はっきり言って「今年のなでしこ」しか知らない自分が
この本を選んで本当に良かった。
禁じられた「恋の指南書」 (ラズベリーブックス)
主人公のブライアナが夫で公爵のコルトンとの関係を改善しようとする話と、ブライアナの親友のレベッカが片想いの公爵の弟のロバートとの恋の話が平行してすすんでいきます。
出てくる登場人物がみんなとても好人物で、悪意のある人がいないことがとても良かったです。
次兄のダミアンの話も是非読んでみたいと思いました。
東京キューバンボーイズ結成60周年記念コンサートライブ
「見砂直照生誕100年、東京キューバンボーイズ結成60周年記念コンサート」と銘打ったライブ版である。
ライブ版の魅力は、生き生きとしてステージの様子を伝わることがある。
東京キューバンボーイズのなんと懐かしい音(伝統)がある。
「昭和」を思い出すかも知れない。
それと同時に、第3部では「新生」キューバンボーイズの音楽がある。
これからの音楽を暗示しているかも知れない。
そこには、とにかくビックバンドで奏でるラテン音楽がある。
「ライブっていいねェ...」と思いつつ、
本当のコンサートに行きたくなるようなCDである。
聴いてみよう。
いつか恋に堕ちるとき (ラズベリーブックス)
「月明かりの下でキスを盗まれて」に続くシリーズ作品、本作ではアルテア子爵が主人公です。
未亡人のマデリーンは厄介ごとに巻き込まれ、唯一頼れると考えたアルテア子爵ことルークに助けを求めます。二人は1年前に一度だけの関係を持って以来の再開となり、それをきっかけに割り切った関係が始まるのですが。。。戦時中に体験したことがマデリーンと深い間柄になることをルークにためらわせるのですが、その過去の理由や二人が最初に関係を持つに至った詳細がはっきり書かれていないのでもう少し深く触れて欲しかったですね。ルークの妹であるエリザベスの恋も同時進行しているので、深い設定ができなかったのかな?なぜか印象が薄くなってしまったので本作は★3つで。
次回作品は、いつも冷静沈着で感情を表に出さないマイケルが主人公のようです。
だんご3兄弟 あっという間劇場 全員集合 [DVD]
早速買いました。
いつも大人が見ても良く考えて作っているなと感心してテレビを見ていました。
いつも「だんご3兄弟のあっという間劇場」だけのDVDかビデオが出ないか、今か今かと待っていました。
家族で見てしまいます。