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モーターサイクル・ダイアリーズ コレクターズ・エディション

ウォルター・サレス
おすすめ度:★★★★★
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ロバートレットフォード
おすすめ度 ★★★★★

製作総指揮がロバート・レッド・フォード、大味な作品が多い印象のハリウッドですが、こういう作品も撮れるんだと(英米合作ですが)その裾野の広さに脱帽です。



チェの原点
おすすめ度 ★★★★★

伝説の革命家、チェ・ゲバラの学生時代の青春を描いた作品。
ドキュメンタリー風なところがとても良い。ハリウッド映画のような派手さは無い。

裕福な家庭で育った医学生エルネストが、何故革命家になったのか?
その原点がこの映画に描かれている。

この映画を観るまで恥かしながら「チェ・ゲバラ」という人物を知らなかった。
ただ「バイクを見たい!」との思いで観たのだが、とても勉強になった。



旅の教えてくれたもの
おすすめ度 ★★★★★

最初見たときは、ボロッちいオートバイに学生が二人乗りして南米を旅行する喜劇、程度の認識だった。それも貧しい情景ばかりが出てくる。しかし、映画はガエル・ガルシア・ベルナルの好演とともに、1万キロに及ぶロケの美しさ、6ヶ月にわたる人々との出会いを真剣に描いたもので、そのうち何度も見直すようになった。そして自分にも同じノートン・ビリアースのオートバイで日本中をツーリングした青春があったことを思い出した。一見、珍道中に描かれているが、彼らの得たものは、大学では教えてくれないし、ましてや金を出しても得られない貴重なものだった。Exit Music 「川の向こうへ」が聞こえてくると、自然と涙が出てくる。名画だと思う。Disc2も宝物だ。



ストーリー以外の点
おすすめ度 ★★★★★

チェ・ゲバラの若き時代の旅を描いた映画ですが。

この映画の素晴らしい点は風景と音楽と人物にあります。
まずは風景、南アメリカ大陸の風景がとても印象的です。
旅番組で紹介するような美しい風景だけでなく、負の部分の
風景も鮮明に映していました。また文化的価値の高い場所も
その土地にあった雰囲気を出し、とても奇妙でありながら魅力的な
映像を作り出しています。
 次にこの映像に添えられる音楽です。基本的には民族音楽を
使い、その土地の雰囲気を上手く表現していました。またその
シーンを上手く印象付ける効果音の様な音楽もとても卓越しています。
 そして人物。どの人物も自然でありながら、なぜか誰もがミステリアス
な雰囲気を出していました。鉱山の夫婦やインカでの少年など印象的な
人物がかなり多く、またその人々を印象付ける演出にショックを受けました。

 話のほうもただ盛り上がっただけで終わる映画ではなく、自分はこれから
何をなすべきなのか、自分はこのままでいいのかなど、自分の人生のありかたに
ついて考えられます。大味のハリウッド映画に慣れてしまった方にオススメ。



偉業を称える映画ではなく
おすすめ度 ★★★★★

 医学生のエルネストと研究生のグラナードがバイクで南米を縦断する青春ロードムービー。とは、簡単にはいえない映画です。大学生という守られた立場の若者が、社会の現実をまのあたりにし、やがて、二人は、旅の終わりで決断する。その過程が、ゆるやかに、多くの人との出会いを通して、丁寧に描かれている。
 実在の、しかも、革命者として世界に知られるゲバラを称えるだけのドキュメンタリー映画ではないところが、良かった気がします。ゲバラであることを抜きにしても、良い映画です。
 
 影響されやすい人は、バイクにまたがり、旅に出たくなります。



細部まで妥協なし
おすすめ度 ★★★★★

全般的に言うと初心者向けだと思います 。値段の割には上出来。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。



概要
キューバの革命家として、南米ではもちろん世界中に信奉者を持つチェ・ゲバラ。本作はブエノスアイレスでの医学生時代の彼・エルネスト(本名)が、友人と1台のバイクで南米を縦断した日々をつづる。彼自身の日記を映画化した、みずみずしい青春ロードムービーだ。アルゼンチンからチリ、ペルーを経てベネズエラへの1万km、6か月の旅で、ふたりはバイクの故障、ほのかなロマンス、そしてハンセン氏病患者たちとの触れ合いを経験する。
マチャピチュ遺跡やアマゾン、アンデスの雪山など、南米独特の風景が印象深い。表向きの物語は、冒険好きな男ふたりの珍道中だが、『セントラル・ステーション』のウォルター・サレス監督は、エルネストが行く先々で図らずも南米の現状を発見し、生きる指針を見つける瞬間を巧みに織りこんでいく。エルネスト役ガエル・ガルシア・ベルナルは、頼りなげな表情の中に意志の強い眼光を輝かせ、主人公の成長を体現。革命家の知られざる青春の1ページであるだけでなく、注目俳優の最高の演技を目の当たりにできる意味でも必見だ。(斉藤博昭)

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高橋義夫 モーターサイクル・ダイアリーズ 麻生幾