アドベンチャーゲームサイド Vol.2 (GAMESIDE BOOKS) (ゲームサイドブックス)
最近、VCでメトロイドフュージョンをプレイしましたが、ストーリーに胸を打たれました。テキストとドット絵でここまで面白いゲームが出来ることを再確認できました。ムービーも音声も高画質も冗長でしかないのだ!
Vol.2では、メトロイド生みの親、坂本氏が昔作ったファミコン探偵倶楽部が特集されています。
その特集ですが、ライターさんの思い出話が多く、共感する部分もありましたが、感想ばかりだとちょっと諄く読んでいて疲れます。。。
名作には、名作となった理由があるはずなのに、そういうところを分析する人がほとんどいなくて残念。しかし、中澤さんのメッセージ送りやコマンドの表示タイミングに関する話は非常に面白かったです。
こういうところを掘り下げてもらえると嬉しいし、より意義深い雑誌となります。
新型ゲーム機が出る度にゲームはどんどんリアルになっていますが、アニメとも実写ともあきらかに異なった、当時のゲームだからこそ表現できたことがきっとあるはず。それを解き明かして欲しい。
(パソコンのようにハードの性能向上を続け、豪華絢爛主義となって消えようとしている日本のゲーム業界のためにもなるはず。こういうのをアタリショックならぬ何ショックというのか?)
それから、ファミ探関係者のインタビューもあるかなと期待していましたが何もなくてガッカリ。任天堂は答えてくれない?
そのほか、RPGツクールやゲームブック、ノベルウェアの話が出てきて、こちらは楽しめました。パレットは名作。こういうのはゲームサイドでなければ取り上げてくれないので嬉しいです。
次号を楽しみにしています。
Vol.2では、メトロイド生みの親、坂本氏が昔作ったファミコン探偵倶楽部が特集されています。
その特集ですが、ライターさんの思い出話が多く、共感する部分もありましたが、感想ばかりだとちょっと諄く読んでいて疲れます。。。
名作には、名作となった理由があるはずなのに、そういうところを分析する人がほとんどいなくて残念。しかし、中澤さんのメッセージ送りやコマンドの表示タイミングに関する話は非常に面白かったです。
こういうところを掘り下げてもらえると嬉しいし、より意義深い雑誌となります。
新型ゲーム機が出る度にゲームはどんどんリアルになっていますが、アニメとも実写ともあきらかに異なった、当時のゲームだからこそ表現できたことがきっとあるはず。それを解き明かして欲しい。
(パソコンのようにハードの性能向上を続け、豪華絢爛主義となって消えようとしている日本のゲーム業界のためにもなるはず。こういうのをアタリショックならぬ何ショックというのか?)
それから、ファミ探関係者のインタビューもあるかなと期待していましたが何もなくてガッカリ。任天堂は答えてくれない?
そのほか、RPGツクールやゲームブック、ノベルウェアの話が出てきて、こちらは楽しめました。パレットは名作。こういうのはゲームサイドでなければ取り上げてくれないので嬉しいです。
次号を楽しみにしています。
ファミコンミニ ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 前後編
鬼才・坂本賀勇(よしお)氏の作品です。
代表作ではメトロイドがあり、知る人ぞ知る
「中山美穂のトキメキハイスクール」も坂本氏の作品です。
本作は、そのサブタイトルが示すとおり
資産家の相続争いを軸とした連続殺人事件がその内容となっています。
数箇所の矛盾、やや掘り下げの浅い描写、理不尽に近いフラグ立て
といった短所は散見されるものの、全般的に面倒な謎解きよりも
”ドラマ性”や”ストーリー性”を重視させるつくりとなっており、
クリアした後はまさに”読後感”という表現がしっくりきます。
当時のファミコンで表現できうるADVとしては非常に高い評価ができます。
人間関係の機微についてはこの作品でひとつの到達点を迎えています。
最初は主人公に警戒して全然話にならない人でも
色々な証拠品を提示することで話をしてくれるようになります。
”逆転裁判2・3”のサイコロックシステムの原型といえるかも知れません。
”なぜ、それまで話さなかったのか”ということがそのやりとりを通じて
違和感なくわかるようになっており、登場人物が単なる記号ではなく
個性を持った人間として感情移入ができるようになっています。
驚くべきは、この作品のシナリオを担当した坂本氏が
それまで”犬神家の一族”と”悪魔の手鞠唄”しかミステリーを
読んだことが無いということです。
シナリオは確かに荒削りと感じる部分(ラスト含め)はあるものの、
特に後半部分のシナリオ運び・怒涛の展開は刮目に値し、
坂本氏の類稀なる才能を感じることでしょう。
システム的な面ではやはりスキップ機能を追加してほしかったですね。
賛否あるかもしれませんが、これがあれば☆5つでした。
代表作ではメトロイドがあり、知る人ぞ知る
「中山美穂のトキメキハイスクール」も坂本氏の作品です。
本作は、そのサブタイトルが示すとおり
資産家の相続争いを軸とした連続殺人事件がその内容となっています。
数箇所の矛盾、やや掘り下げの浅い描写、理不尽に近いフラグ立て
といった短所は散見されるものの、全般的に面倒な謎解きよりも
”ドラマ性”や”ストーリー性”を重視させるつくりとなっており、
クリアした後はまさに”読後感”という表現がしっくりきます。
当時のファミコンで表現できうるADVとしては非常に高い評価ができます。
人間関係の機微についてはこの作品でひとつの到達点を迎えています。
最初は主人公に警戒して全然話にならない人でも
色々な証拠品を提示することで話をしてくれるようになります。
”逆転裁判2・3”のサイコロックシステムの原型といえるかも知れません。
”なぜ、それまで話さなかったのか”ということがそのやりとりを通じて
違和感なくわかるようになっており、登場人物が単なる記号ではなく
個性を持った人間として感情移入ができるようになっています。
驚くべきは、この作品のシナリオを担当した坂本氏が
それまで”犬神家の一族”と”悪魔の手鞠唄”しかミステリーを
読んだことが無いということです。
シナリオは確かに荒削りと感じる部分(ラスト含め)はあるものの、
特に後半部分のシナリオ運び・怒涛の展開は刮目に値し、
坂本氏の類稀なる才能を感じることでしょう。
システム的な面ではやはりスキップ機能を追加してほしかったですね。
賛否あるかもしれませんが、これがあれば☆5つでした。
ファミコンミニ ファミコン探偵倶楽部PARTII うしろに立つ少女 前後編
昔ディスクシステムは持っていましたが当時いいADVには出会えずあまりこのジャンルのゲームにはいい印象がありませんでした。このソフトの存在は知っていたのですが当然スルーしていました。 最近プレイするとその完成度に驚きます。 特にこのチープなスペックでこれだけの恐怖が演出できるのは驚愕です おしいのは小さな画面でプレイしてしまったことです。このソフトを当時遊んでいればファミコンのADVの印象も変わっていたと思う
任天堂 サウンドヒストリーシリーズ「ディスクシステム レアセレクション」
ディスクシステム レアセレクションってCDタイトルだけに物もレアになってしまいました。
メーカーのサイトロンは数々のゲームミーュージックを出してましたが現在この会社はありません。
廃盤を復刻したりして痒い所に手が届くメーカーだったので非常に残念です。
このCDは最近まで定価で売られていたので探せば簡単に見付かるんじゃないでしょうか?
このCDはNintendoディスクシステムの名作アドベンチャーゲーム4作品が収録されています。
ファミコン探偵倶楽部'T&'U、遊遊記、タイムスイストです。
2枚組86曲の大ボリュームで完全収録!
PCM音源の3和音がファミコンの『音』ですがディスクシステムは+1の4和音で良い音をしています。
当時、遊んだ方なら手に入れたいですね!
今後はもう出ない貴重な音源だと思います!
ちなみに私は昨日買い、価格は2793円でした。
メーカーのサイトロンは数々のゲームミーュージックを出してましたが現在この会社はありません。
廃盤を復刻したりして痒い所に手が届くメーカーだったので非常に残念です。
このCDは最近まで定価で売られていたので探せば簡単に見付かるんじゃないでしょうか?
このCDはNintendoディスクシステムの名作アドベンチャーゲーム4作品が収録されています。
ファミコン探偵倶楽部'T&'U、遊遊記、タイムスイストです。
2枚組86曲の大ボリュームで完全収録!
PCM音源の3和音がファミコンの『音』ですがディスクシステムは+1の4和音で良い音をしています。
当時、遊んだ方なら手に入れたいですね!
今後はもう出ない貴重な音源だと思います!
ちなみに私は昨日買い、価格は2793円でした。