自来也忍法帖 (角川文庫)
鞠姫様の婿を暗殺しようとする、くの一5人衆。それに対するは、ピンチのときに必ず現れる全身白ずくめの謎のヒーロー、忍者「自来也」
講談社からも角川文庫からも出版されていないので、あまり書店で見かけない本だが、ほかの山田風太郎作品同様、とてもおもしろい。隠れた名作だと思う。前もって言えば言うほどつまらなくなるからこれぐらいしか書けないけど、他の山田風太郎作品を読んで「あ、これおもしろいなー」って思った人なら買っておいて損はないはず。
講談社からも角川文庫からも出版されていないので、あまり書店で見かけない本だが、ほかの山田風太郎作品同様、とてもおもしろい。隠れた名作だと思う。前もって言えば言うほどつまらなくなるからこれぐらいしか書けないけど、他の山田風太郎作品を読んで「あ、これおもしろいなー」って思った人なら買っておいて損はないはず。
自来也忍法帖 (角川文庫)
最近はなんでか皆、ジライヤを知ってるらしいので読んでみた。アニメになった某ナルトは見てないんで関連性は分からりりません。山田風太郎作品は石川某の絵の魔界転生の漫画版しか読みきったことが無い。
エロはエロなんですが、エロと平行して今ではあんまり描かれない感じのまっすぐな乙女のヒロインが描かれ、読後感は爽やかです。少女小説かというほど爽やかですね、殆どネタばれですが。文章も読みづらくはなかった。忍法せいすい波より、髪文字が面白いなと思ったっす。(どうでもよいが、ひきまると読んでいたら終わり近くなってガママルとふりがながあったので地味にどうなのそれと思った。ふりがなを読み飛ばしたかな……?)
エロはエロなんですが、エロと平行して今ではあんまり描かれない感じのまっすぐな乙女のヒロインが描かれ、読後感は爽やかです。少女小説かというほど爽やかですね、殆どネタばれですが。文章も読みづらくはなかった。忍法せいすい波より、髪文字が面白いなと思ったっす。(どうでもよいが、ひきまると読んでいたら終わり近くなってガママルとふりがながあったので地味にどうなのそれと思った。ふりがなを読み飛ばしたかな……?)
コスメティック [DVD]
コスメ業界でなくても通用する社会です。商品の使い手が恋愛女性でもあり、売り手が仕事女性でもなければいけない、そこがポイントだと思いました。主人公の成長がトントン拍子に見えてしまうのはきっとあまり挫折が描かれていないから。でも社会の構造が深く描かれてあって楽しめました。ラストちょっとした衝撃もあります。
剣客商売スペシャル 助太刀 [DVD]
「剣客商売」…このタイトルを知らない時代劇ファンはいないだろう。言うまでも無く今や時代劇界にその名をとどろかす名作の1本である。その剣客商売のスペシャル版の第1作であるこの〜助太刀〜は、レギュラー陣の重厚で確かな演技は勿論の事、ゲスト陣の演技も目をひく。特に物語のキーマンとなる、酒井道場の入婿、酒井忠兵衛役の山田純大の悪役ぶりは圧巻。その前年まで演じていた人情家の格さんが記憶に鮮明なだけにことさら印象深い。…人々を欺きながら、栄達しようとした酒井忠兵衛…危険で、だが哀しい男の色香を感じさせる彼に虜になる女性も多いかも知れない。
勿論、時代劇ならでは殺陣のシーンも見応え充分。時代劇ファンならずとも見て決して損のない一品である。
勿論、時代劇ならでは殺陣のシーンも見応え充分。時代劇ファンならずとも見て決して損のない一品である。