金田一少年の事件簿―バイリンガル版 (2) (講談社バイリンガル・コミックス)
93年に講談社コミックスで発行された金田一少年の事件簿2巻のバイリンガル版です。
当時のコミックスと同じイラストで、ふきだし部分の中が英語、余白に日本語が書かれています。なるべく英語を見るようにして、判らないところは余白を見ると勉強になります!(辞書を引く手間も省けますし)
口語調の英語("I don't know"を "I dunno"と表記されていたり)やスラングが使われていたり、結構面白く読めますよ!
『総天然色ウルトラQ』Blu-ray BOX Ⅰ
モノクロ映画はそもそも好きなほう。ゴジラ初期、黒沢映画、小津映画などもそう。ウルトラQの良さも、モノクロだからこその「恐怖感」「迫力」なんだよね。ケムール人、ペギラ、悪魔っ子、あけてくれ、クモンガ、バルンガ、ボスタングなどは絶対モノクロのほうが怖いと思う。
ゴメス対リトラ、ガラモン、カネゴン、育てよカメ、ピーターなどはカラーのほうが、ドラマに「より」リアリティが出て良いかもしれない。
総天然色版は、一度は観てみたいと思う。だけど、がっかりするのが一番こわい。だから、いまはとても悩んでいる状態。
もちろん、このプロジェクト実現については拍手!
チャヤのからだにやさしいスイーツ (講談社のお料理BOOK)
以前から気になりながらも先のコメントが気になり、なかなか買えずにいましたが、
先日、既に持っているマクロビスイーツの本で作ったケーキを一般の人に食べさせたら、
味が薄くパサついた感じを持ったようで、少し重い空気がありました。
(私や子供たちは素材の味が生きて、いつも美味しく頂いているのですが・・・)
なのでこれを機に、定評のあるチャヤのスイーツなら一般の人にも喜ばれるかもと思い、購入しました。
材料は、他のマクロビスーツ本のように、一般のスーパーですべて揃えるのは難しいですが、本の中では揃えやすいかと。
すべて同じものじゃなくても、代替出来るものもあるかと思います。(甜菜糖を普通の砂糖にするとか。この本の趣旨から外れますが。)
メープルシロップやアーモンド粉やスライスを多用するので、製菓材料店等で購入した方が単価が下がると思います。
工程については、一般のお菓子とはやはり違うので、初めて手に取る本なら戸惑われるかと思いますが、
そんなに難しい作業でない気はします(人にもよるかな)。
既にマクロビスイーツ本を持ってる人なら、馴染みある工程かな。
材料計量は、先のコメントにもあるように、物により半端な数値(例えば39g)がありますが、
50弱レシピのうちのほんの2、3レシピ。(75gのような数値になると結構在りますが・・・)
なので、針タイプのはかりだと確かに面倒な作業になりますので、1g単位のデジタルはかりをもっていると便利です。
味は、まだスポンジケーキしか焼いてないのですが、
ふんわりではなく、しっとりとしていて、しっかりとコクと甘みがありますので、
しっかりマクロビ生活の方や、あっさり味が好みの人には重く感じるかもしれませんが、美味ですよ。
本の最後に、レシピでよく使う材料の案内が写真で載っていて、
チャヤのホームページも記載してありますので、一部の材料がそちらで購入も出来ます。
あくまでマクロビなので、動物性のものや精製されたものを使わないというだけで、
食物アレルギー全てに対応は出来ません。
水木しげるプライベートBOX 世界妖怪遺産
水木しげる氏を「ゲゲケの鬼太郎を描いた漫画家」として知っている人はたくさんいるでしょう。
確かにそうですが、本当は、かの先生の画業の白眉は、その妖怪(あるいは妖精/精霊)達のイラストにあると思っているのは、私だけではないはずです。
緻密な点描、明と暗のコントラスト…そして、それ自体がおどろおどろしくも見えてしまう草や木あるいは建物の、凄まじい「背景」の存在感…
江戸時代きっての妖怪画家「鳥山石燕」の絵を下地にしたイラストも多数ありますが、その独特の画風ゆえに、石燕のそれより、遙かに現実感のあふれる空間を描き出しています。
このBOXは、文字通り、その妖怪・精霊文化の素晴らしい「遺産」として、後世にも残しておくべきものと信じて疑いません。
もし、子供さんが自宅でパソコン学習をする様な場合でも、ぜひ、このROMも一緒においてあげて下さい。
昔の田舎の夜の「真の暗闇」を知らない世代にも、きっと素晴らしい情操教育の一助となってくれると思います。