ピュア百合アンソロジー ひらり、 Vol.5
つい、最近に創刊したばかりだと思ったら、もう5冊目となりました。ここ最近、この「ひらり」に対する百合漫画本としての高い評価が付けられていますが、今号も見たらそれも納得。人気が高かったであろう連載陣もしっかりと残していて、それと急ぎ過ぎない誌面作りも高いポイントです。
次号には紺野キタ先生の名前もあって、これも楽しみです。
一つ注文をつけるとしたら、BL雑誌の宣伝のしおりは不要ですので、これを改善してもらいたいです。
停電の夜に (新潮文庫)
観察力がものすごくて、短編でありながら、その“場”の雰囲気が自分がそこにいるかのように感じられてきます。
ですが、個人的には合わなかったかなと。翻訳の文章にも馴染みがたかった...
一つ一つ、何が起こるわけではない、でもちょっとした出来事にからむ人の心の機微、みたいなものが描かれているのですが、その出来事がとても中途半端に終わっているような、まだ、主人公たちはその出来事のなかにいるのに、その後の方向性もなしに物語が終わってしまうような感じが、どうももどかしくってなりませんでした。
そこがよさの一つなのだと思うので、やはり合わなかったということです。
ですが最後のお話はそういう意味で、中途半端でない印象を持ちました。これにはじんと来ました。
あくまで、個人的な感想です。
どなたかの参考になればと思い、レビューを書きました。
スカート、ひらり
歌が下手だ、ダンスが下手だ、そういう評価はごもっとも。
しかしそれこそがこのアイドル達の特徴であり、毎日劇場に通い、彼女達の歌が上達する姿、ダンスが上達する姿をファン達は見届けて行くのです。
最初からオーディションの時に「レッスン料は無料!」を謳っていて、入った後に本格的な練習に入る事が前提であり、むしろ選ぶ基準として上手い人は落としてるんじゃないかと言うぐらいです。
この独特な「コンセプト」がわからない人達は買うべきでも評価すべきでもないでしょう。
また曲自体は完成度が高く、悪い曲ではありません。
世間では秋元プロデュースと重なって、おニャン子二世的なイメージを持つかもしれませんが、雰囲気としてはそれより前と言ってよく、非常に郷愁漂う雰囲気をかもし出します。
制服もスカートの短さはありますが、基本的に清楚な感じにまとまっています。
そもそもおニャン子ものように若者に受けるアイドルグループは既にハロプロが担っているので、今更AKB48を同じ路線で売り出す事など無理で、若者度外視、最低20以降、30も越える人達が狙いと言っていいでしょう。
その点ではルックスでも完璧に背が高くて美形などと言うのは逆に選んでないのかもしれません。
とにかく、彼女達は元々メジャーで大ヒットさせるようなグループではなく、一発屋どころか一発も当ててないのですからこのようなグループに興味のない人には関係ないと言っていいと思います。
わかる人だけ買う商品です。
名古屋一揆 ~2009.12.25 @ZeppNagoya~ [DVD]
SKEの、というかアイドルのDVDを初めて買ってみたのだけども。
基本的にSKEのファンなのでそれなりに綺麗な映像と音声でコンサートを見れたのは嬉しいのだが、不満な点がやや多かったように思います。
1.フルコーラスの歌がほとんど(全部?)無いこと。がっかり。
2.口パクが多いような。もしかしてこれも全部? 下手でも生歌がいいです。
3.カメラワークが悪い。大人数だから仕方ないのか? イラッとします。固定カメラの映像をおさめた3枚目を追加してほしかった。
4.編集が悪い。MCを別に切り分けるのは一つの考えだが、当然賛同しかねる人もいるわけで。メニューあたりで歌連続パターンとコンサート流れそのままパターンを選択できるようにしてほしかった。
以上がざっと思いついた不満点なのですが・・・今後改善の余地はあるのだろうか?と思いますね。結構根本的なところばっかりなので。もし今後発売されるDVDが同じ仕様なら、少なくとも新品を定価で買うことはないだろうかと。運営の方、よろしくお願いします(笑)