明日があるさ THE MOVIE [DVD]
自分は当時劇場で見たのですが、今回は9歳の息子の誕生日プレゼントとして購入しました。お笑い好きでロケット系大好きな息子は、かなりはまって感動していました。会話のテンポが良く、かなり笑えて、それでいて内容は感動と、充実した映画です。大人は「夢」をみてはいけないというわけではないのに、いつの間にか子供の頃の夢を忘れ、もしくはあきらめてしまうのが現実です。この映画は、夢を追い続ける純粋さ、伴う葛藤、弛まぬ努力、目標に向かう強い執念を教えてくれます。観賞後はすっきり、「またがんばろー!」という気にさせてくれます。
明日があるさ―Sweet time express (Gakken mook)
読んで良かった!と、思う本です。ああ、そうだったんだ!私は、間違っていたんだなぁ!と、私は、思いました。林原さんは、すごいなぁ!と、思う本です。ぜひ、読んで見てください!
メモリアル・ベスト
このアルバムに収録されている「心の瞳」は、坂本九さんが日航機墜落事故で亡くなられる直前に発売されたものです。私は、事故の直前、偶然あるテレビ番組のバックに流れているこの曲を聴きました。切々とした歌声、心の深いところを揺り動かすような歌詞、一度聴いたらすぐに口ずさめるメロディ、とヒットする要素をすべて持っていました。
そしてその直後の不慮の事故、永遠に彼の歌声を聞くことは出きなくなりました。告別式で、幼かったお嬢さん達がピアノで弾いていた曲がこの「心の瞳」でした。
事故後、最後の収録となったFM放送を聞きました。そのラストソングも「心の瞳」でした。本当に温かみのある歌声で、その数時間後におこる悲劇を知らないその運命のいたずらにやるせなさを覚えました。
もう聴くことはないと思っていた曲でしたが、偶然中学生の混声合唱で聴いたのです。東京にある中学の音楽の先生が、この曲を知り、混声三部に編曲し、それが各地で歌い継がれ、広がり、中学のテキストに採用されたそうです。
歌の持つ力が、そのまま埋もれていったかもしれない運命まで変えました。今、全国の中学校でこの曲は、合唱曲として本当に愛唱されています。九さんには、果たせなかった思いが、今歌い継がれようとしているのです。
数奇な運命を持った曲です。 多くの中学生にこれからもずっとずっと愛唱されんことを願っています。
明日があるさ (朝日文庫)
重松清が紡ぐストーリーの背景がわかる、また重松清という人間の考え方の基本となっているものがわかるエッセイ集。
大いに共感する話が多い。
冒頭のマンモス西にしてもそう。
あえて、マンモス西という脇役に目を向け、彼のその後を負うというか考える。
彼がなぜそういうスタンスを取るのかがよくわかる。
シゲマツファンにとっては基本書といえるだろう。
親子で読んでジェネレーションギャップを埋めるという読み方も出来るだろう。
題名どおり、落ち込んだときには「明日があるさ」と思える一冊である。