犬猫 [DVD]
こんなにも自然で空気感が伝わってくる映画を、他には知りません。
話の全体の流れもすばらしいですが、とにかくひとつひとつのシーンが、印象的で美しく愛嬌たっぷりで、とてもすばらしい!と私は思います。
例えば、スズが、料理本を読むシーン。
スズとヨーコが一緒に鏡の前でワンピースを選ぶシーン。
だらしなく落花生を食べるヨーコ。
ムーちゃん(猫)にごはんをあげる時のスズ。。。たくさんあります。
そして、猫の動線! 画面のはしのほうをすぅーっと抜けていく、、。
これは猫好きならではの、猫好きのための映像美です。
虹のかなた COMPLETE BOX [DVD]
この作品は、毎日放送系のドラマ30というシリーズで2004年8月2日から10月1日にかけて、午後1時半から2時にかけて放送されていたものです。前半部分は、主人公小川ちひろが叔母やいとこの奈緒子や学校の友人のいじめに負けずに前向きに明るく生きようとする姿、そしてタレントオーディションに見事合格し、グループを組む同僚の女の子たちを常に助ける側にまわっていく友情に感動させられます。後半部分の見所は、奈緒子とちひろが和解して、奈緒子が演劇好きな恋人をちひろに返そうとする姿、目の前の幸せに気づかない自分勝手な妻を赦す叔父が叔父一家の家族の絆を取り戻す場面、ちひろが復讐の空しさと母の本当の望みに気づいて本来の自分を取り戻していく姿、ちひろを命がけで愛して憎しみの渦から救いだそうとする仇の息子である健一の成長ぶりでしょうか。登場人物がそれぞれの「虹のかなた」、「オズの魔法使い」の話にたとえれば、ドロシーにとってのカンザスに戻ってくる姿が感動的です。物語後半に登場するバーの名前、40話の主題歌冒頭、ちひろを支える謎の老人「しげ爺」が病院で読んでいた無償の愛と復讐の放棄と和解を象徴する世界的なベストセラーにも注目です。
ホラーエクスタシー 1 (ガールズポップコレクション)
一編を除き、全て吸血鬼括りのアンソロジーです。
元々ホラー系の味付けが強いエロチック作品を多く描いておられる大ベテラン千之ナイフさんをはじめとして、紫川弓夜さん、ぺるそなさん、やまのべきったさん、榎本由美さん、こうたろうさんらが華麗な筆致で恐怖と官能の世界を描いておられます。
さらに御茶漬海苔さん、犬木加奈子さん、個性派の坐麿屋(ざまや)ミロさん等、ホラー漫画ファンには嬉しい作家も名を連ねています。
成年向け漫画で有名な松文館らしくかなり過激な性的描写が見られますが、元来性的な隠喩が強い吸血鬼なので、ホラー漫画系の巨匠達以上にエロチックな漫画で名を馳せた作家の方が健闘している様です。
犬木加奈子さんだけは吸血鬼とは違う題材で描いておられました。なぜでしょうか。気になります。
少々方向性を模索している感じは御座いますが、ホラー漫画ファンの方は是非ともチェックして頂きたいと思います。
シンドバッドアドベンチャーは榎本加奈子でどうですか(特典版)
設置ホールも少なくなってきたので記念的な意味も兼ねて購入。
再現度はなかなか高いと思います。
まずリールが非常に綺麗で見やすい。
リールや筐体の色をRGBカラーで任意の色に調整できるのも良い。
液晶演出についてはPS2にしては荒いかな?と思いますが実機の雰囲気はじゅうぶん出ていると思います。
攻略機能も充実していて、子役の強制フラグ立てや、モードも0から6まで任意に変えられます。
そして一番良いと思った機能はBIGとREGのストックを表示でき、しかも任意に変更可能なところ。
ホールでは悲しいストック切れも再現可能。
この台が好きな人は記念に買っておいても良いと思いますよ。
特典版なら音楽CDもついてくるので、これだけでもお買い得です。