イマージュ2(ドゥ)
一時期、ヒーリングCDがブームになりました。私もブームに乗り、次々と発売される、いろんなヒーリングCDを買い込んで、それぞれ100回以上は聞き、ず~っといやされる気分を味わい続けてきました。人が育ってきた環境や文化、周囲の人たち、年代によって好みは変わって当然なのですが、私としてはこの「イマージュ2」が一番気に入っています。どの曲も心の奥底の何かと共鳴する感覚が生まれてくる感じがします。何度聞いても素直な感動を味わえるのはいいものです。
いろいろと買い込んで気が付いたのですが、私が気に入ったものはどれもシリーズの2作目だということです。「フィール2」は2番目に気に入っているものです。おそらく、作者の思い入れが強い1作目よりも、1作目のある程度の成功にい!やされて少し力が抜け、自らの感覚に素直に作成された2作目の方が意外とヒーリングパワーが強くなっているのではないかと推測しています。勝手な解釈ですが、あまりにもこの手のCDが多くなりすぎているので、何かの判断材料になれば幸いです。
神様のいたずら
99年に発表された4曲入りミニアルバムです。前作『魂のピリオド』(98年)で20年ぶりに松本隆&筒美京平とのコンビを復活させた太田裕美。ここではさらにアレンジャーに萩田光雄氏が招聘されて、21年ぶりにゴールデンカルテットが復活しました。それがタイトルナンバーの「神様のいたずら」です。「きっと天使」は太田裕美の作詞に筒美京平の作曲で心がほっとする和み系のナンバー。「イルカが空を泳ぐ晩」は逆に松本隆の詩に太田裕美が曲をつけたもので、太田裕美自作の「僕は君の涙」を彷彿とさせるサウンドに仕上がっています。それにしても、この時彼女は44才。「神様」とか「天使」とかっていう言葉がテーマに入る曲をこの年齢で歌いこなせる彼女ってすごい。松田聖子とはまた違う意味の若さがあると思います。松本&筒美&太田ワールドの新鮮さ、瑞々しさは貴重ですね。是非ともこの路線でフルアルバムを制作してほしいですね。まだブレイクする前のゴスペラーズが参加しています。
神様のいたずら
たまゆら〜hitotoseのED曲。歌い手は、前作のOVAのED同様
歌手の中島愛が担当。
1曲目「神様のいたずら」は、前作「メロディ」のテンポの良いしっとりに対し、
しっとり優しいスローバラードとなっている。質感もアニメ本編とマッチして
いて違和感がない。個人的には歌詞もお気に入り。
2曲目「星空」はアニメ本編の劇中挿入歌。1曲目同様しっとりとしたナンバー
である。
3曲目「夏鳥 -うたとぴあの- 」は、OVA2巻目のED曲だが、今回はピアノ
ソロアレンジバージョンである。ヴォーカルはリテイクではなく、オリジナル
からの流用となっている。
4曲目「メロディ -Live Version-」は、タイトル通りライブバージョン。ライブ
バージョンは音が割れていたりしてあまり良い音がしないケースも多いが、本作
はそれが無いのが嬉しい。
録音品位も高く、是非高品位オーディオで聴いていただきたい。
たまゆら〜hitotoseは、OP/EDともに雰囲気は違えどしっとりとしたナンバー
の傾向がある。どちらか聴いて良いと思ったらOP/EDセット購入をお勧め
したい。
TVアニメーション「たまゆら~hitotose~」EDテーマ::神様のいたずら(初回限定盤)(DVD付)
歌詞に描かれている情景そしてストリングスを中心としたアレンジメントが、
エンディングテーマとして使われている『たまゆら〜hitotose〜』の
ストーリーや主人公の生い立ち、広島・竹原の風景と楽曲がオーバーラップし、
さらには自身の十代の時の経験とストーリーに対する憧憬の念も重なってか、
楽曲を聴いて久々に胸が熱くなりました。
あと、大江千里氏が今でも活躍されていらっしゃることに安心しました。
この青い空、みどり~BLUE
きましたね〜。サザンのというより桑田さんの世界観溢れる曲です。
古い時代のアメリカを思わせる独特の世界観。。天才っぷりがよくわかります。
ソロの音楽では、こういう感じの曲は多いんですが、サザンではあまり見られない
雰囲気なので、どのアルバムにも収録されてないんだと思います。
隠れた名曲。ぜひ聴いてみてください♪(しびれますよ!?)