Platinum Coils
1970年代後半のパンク・ブームの中、あの"ラフ・トレード"第1弾アーティストととして後世のバンドに多大な影響を与えたThe Monochrom Set。2011年、奇跡の再結成来日公演も盛況に終え、1995年発表のアルバム「Trinity Road」以来、2012年、17年振り10作目をヴォーカルのBid自身のレーベル"Disquo Bleu"から発表。本作は、M1から、ファン号泣必至のモノクロ節が炸裂するグレイトな復活作であります。高音を抑えたくすんだ様なローファイな音色、半数以上の楽曲がモノラルミックス、というノスタルジックな音像が21世紀の現在としては非常に新鮮な響きのサウンドで全曲必聴です。またアートワークは、ギタリストのレスター・スクエア作とたまらない逸品になっております。
Best of the Monochrome Set
ネオアコ界の大御所、モノクロームセットのベストアルバム。
22曲+シークレットトラックという構成なのに曲の短さを感じさせない最高のアルバムに仕上がっています。
モノクロームセットファンにはもちろんの事、
普段あまり音楽を聴かない人や、ネオアコってなに?という人にも十分お勧めできる作品だと思います。
ピロウズ&プレイヤーズ’03(デラックス・エディション) [DVD]
PILLOWS&PRAYERSの1と2のお得な2枚組のカップリングCD。実力的にはやっぱり、FELTとTHE MONOCHROME SETが断然ぬけている感じ。全体的な出来は日本独自の編集盤だった2の方がよいと思います。
一般的にはネオアコの名盤、とされていますが私はネオアコという言葉は使いません。何故かというとそれを言い出した人が、全くパンクやポストパンクに対して無理解な人だから。
パンクやポストパンクと並行せずに語られるネオアコ、なんて言葉はキモいだけ。底の浅さはずいぶん前に流行った「渋谷系」並み。
なんで誰もハッキリ言わないのか、ってこれは前からずっと思ってたこと。
もちろん、音楽ファンやアーティストには何の罪もありません。
ちなみに、FELTもTHE MONOCHROME SETもネオアコバンドではありません。
ポストパンクバンドだよ。当たり前じゃん。そんなの。