まぶらほ 第1巻 まぶ缶 [DVD]
この世界では魔法力の大きさ、残り魔法回数の多さで社会的地位が決まります。舞台となる葵学園の生徒は残り魔法回数平均8000回あり、そんな中、主人公(和樹)はたったの8回しかない落ちこぼれです。しかしそんな主人公に、主人公の妻と名乗る美少女転校生(夕菜)に、先輩(玖里子)、後輩(凛)の3人が近づきます。それはなぜか?先生によって明かされた事実は、主人公の先祖には、世界各国の偉大な魔法使いがおり、その能力が彼の遺伝子に凝縮されているということでした。それを聞いたクラスの女子も黙ってはおらず、主人公の生活は一瞬にして180度変わってしまいます。ベタではありますが、魔法を使うシーンはなかなか凝っており、特典も充実しているので、それなりに楽しめるのではないかと思います。
まぶらほ じょなんの巻 はち (富士見ファンタジア文庫)
「これは本当にライトノベルですか?」的な、そんな場面の連続な巻でしたね。夕菜を差し置いてメインヒロインになりつつある千早、その優遇ぶりは未だ健在ながらそこに夕菜が逆襲をしかけた、結果を見るとそんな感じでしたでしょうか。
しかし、内容がヒートアップしてきましたね。舞穂のエロトークだけなら笑ってすみましたが、玖里子とのキスを契機に一気に各ヒロイン勢が攻勢に出てきたように思えます。お互い牽制し合って均衡を保っていた関係だけに、「出し抜かれた!」と一度でも思ってしまうと歯止めがきかなくなってしまうのでありましょう。
このまま事態が進行すると、和樹の貞操の危機も次巻辺りで本当に危なそう。今回だって夕菜と、とうとう合意の上で――してしまいましたしね。どこまでイクのかイッテしまうのか「まぶらほ」、次巻も待ち遠しいです。
まぶらほBlu-ray 恋のマホウBOX
基本的にはラノベによくあるハーレム物です。
ただ、主人公のクラスメート達がいわゆる「悪友」とかではなく、
男女問わず本当にクズなので、視聴しているとムカツクかもしれません。
もともとの原作好きやアニメ視聴済みの人にしかおススメしません。
※私は途中で視聴をやめたので、最後のほうで別の展開になっている
かもしれません。
ふぁみぷれっくす ぼりゅーむ2 (ファミ通文庫)
面白いですが、この作品のキャラはクセが強いと思います。かなり個性的。良く言えば記号的でないと言えるでしょう。面白いと思う人とそれ以外の差が激しいのではないかと。
なので、レビューとしては反則なのでしょうが、うまく説明出来ないので作中の会話を少し紹介すると
(ケーキを手土産で渡すシーン)
『このケーキは、ひょっとして駅前のアルテアという店ですか?』
『いいえ。近所で買い求めました。』
『そうですか。アルテアはすでに潰れているので、買おうとしても無理でしょうね。』
『あら。出資者かなにかだったのですか?』
『いいえ。ケーキ屋の動向には常に注意を払っています。』
『ケーキがお好きなのですか?』
『嫌いな部類に入ります。』
どうでしょう。何とシュールな会話。でも、個人的にはかなりツボなんですよね。
キャラもこの二人のキャラがはっちゃけてるだけで他は普通に可愛らしいし、話もほのぼのしてて面白い。
絵も一巻の頃はどうかと思いましたが、家族系のほのぼのさというか、暖かさが出てて良かったです。
上の会話のようなシュールキャラもOKなら十分買いだと思います。