機動戦艦ナデシコ The prince of darkness ブラックサレナ (プラスチックキット)
バンダイ製完成品として発売されそれに続きコトブキヤからプラキットとしてもリリースされ
ファンには嬉しいのですが組み立ててみると完成品のお手軽さと付属品の多さに多少このブラックサレナは見劣りします。
まずエステバリスですが拳パーツ受け口がキツイ場合もあり最悪ボールジョイントが折れます
これまでのプラキットシリーズと違い「一部塗装済み」部分が無いのでカメラ部は少々味気無いです。
バンダイ製に無かったアサルトピット着脱ギミックは嬉しいのですがすんなりと外れるわけではなく胸部パーツを外してからでないといけないので少々面倒です
付属武器がハンドガンのみでラピッドライフルが付属しないのもバンダイ製に見劣りします。
ブラックサレナパーツはブースターの展開がし易いのとアーマー装着時に脚部、頭部、腕部を丸々換装するのでバランスは良いのですがアーマーを外す際に専用ジョイントが外れてしまったりするので接着をお勧めします。
テ
ール部分はABS製で破損の心配は少ないのですがボールジョイントが若干緩く外れやすいし表情を付ける事が出来なく垂れ下がった状態になってしまいます。
バンダイ製の完成品かコトブキヤのプラキットかどちらを購入しようか迷っている方にはバンダイ製をお勧めします。
腕に自信がある方や改造派の方にはプラキットのほうが加工しやすいのでこちらをお勧めします。
中級者以上なら素組で大体3時間程度あれば組みあがります
シールなどが付属しないので完成度を高めたい方は塗料と接着剤が必須かと
対象年齢を満たしていても初心者には難しいキットという印象です。
機動戦艦ナデシコ VOL.6 [DVD]
機動戦艦ナデシコ第6作品目です。
物語も後半に入り、人類と木星トカゲ(もとは、同じ人類、昔、地球より
批判を受けて、宇宙に飛び出した人類の事)
物語も最終話に近ずき、なかなか見ごたえのある作品です。
地球の運命は、木星トカゲと言われている(もと人類)は、どうなって
行くのか、はらはらさせるシーンが、出てきます。
得にナデシコの活躍メカの戦いのシーンは、SFアニメファンにとっては、
見ごたえのある作品です。
ナデシコファン以外の人でも、十分楽しませてくれる作品です。
ぜひ、まだナデシコを見ていない人には、ぜひ見ていただきたい作品です。
戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫)
戦艦大和。日本人の心にこれほど響くフネはもう出てこまい。戦争にはほとんど役立たずだった大和は、戦況がもう挽回不可能な時点で海軍のメンツのために捨てられた。
本書は、その乗組員の目を通して最期の数日間を冷静に描いている。旧仮名遣いであるが、それほど長くもないので、そのまま読むべきだろう。
国家は常に戦争に備えている必要がある。しかし、備えも運用も誤りだった大和と、無謀な命令に殉じた先人を忘れてはいけない。
また、20代でありながら、筆者を含めた若者は、現代とは全くレベルの違う高度な教養を身に付けていたことが分かる。本当に貴重な本である。
戦艦入門―動く大要塞徹底研究 (光人社NF文庫)
戦艦に関し全てを記した、とても興味深く参考になる書であり、その十分なる内容には満足している。子供の頃に作ったプラモデルの美しい姿の思い出が、この書に掲載されている多くの写真と図面とダブって、私としてはとても楽しめた1冊だった。世界(日米英)の建艦競争が熾烈な時代、軍縮会議、太平洋戦争突入という時代の代表的艦艇が次から次へ詳細な解説で登場する。主砲開発、速力、防御力、応急注排水装置、設計の妙、特に完全失敗作の戦艦、不具合の改善や、改装・改造・大改装の歴史、特に扶桑、山城の問題、伊勢、日向の航空戦艦化がとても興味深い。本書の構成が、長いプロローグの後、第一章いきなり「大和」型=大和・武蔵から始まり、次いで第二章に「金剛」型=金剛・榛名・比叡・霧島、以降「扶桑」型=扶桑・山城、「伊勢」型=伊勢・日向、「長門」型=長門・陸奥と続く。私の希望としては、やはり「大和型」を最終章に持ってきて十分な紙面で最後を締めくくって頂きたかった。
写真が多く、日米欧製戦艦の図面も豊富で、とにかくその姿が美しい。大和・武蔵の全体のデザインは傑作中の傑作だ。本書だけは戦争がどうのと考えるよりは、戦艦を芸術品として、或いはあたかも模型を作っている最中かのように読んだ。最後に、40cm砲は射程が30km、弾道の高さは5520m弾丸は1t、人間の高さ、驚いた。