デュエルセイヴァー ジャスティス―オフィシャルファンブック
基本的にはこの手の本によくある構成です。
半分はキャラクター紹介に始まり、表情やポーズのパターン紹介(戦闘時含む)、CG紹介(原画も少し収録)、イベント・戦闘時の背景紹介、テレカや雑誌等で使われたイラスト、初期設定集や絵コンテなどなど普通のビジュアルファンブック。
もう半分は使用可能全キャラの技(コマンド)やコンボ等の紹介(ただメインキャラ以外はかなり手抜き)、格闘ゲームの攻略本見たいな感じです。ただそれなりにやり込んでるプレイヤーには物足りない内容かと思います。
また巻末に現実世界のバレンタインデーみたいな日の話がショートストーリーで掲載されてます。カバー裏には公式サイトで紹介されてる4コマも密かに収録。
評価は星4つとしましたが、個人的には星3.5って感じです。イベントCGで未収録のものがあったり、ファンしか買わないような本なのにナナシの正体がはっきり書いてなかったり、攻略も中途半端と不満も…まぁ読んでればわかるんですが。
買って損したと言うほどではありませんが、全体的にボリューム不足かなと。
構成もオーソドックス過ぎてもう少しヒネリが欲しかったですかね。
デュエルセイヴァー デスティニー メサイアBOX(限定版:「ナナシ」可動フィギュア+スペシャルCD同梱)
私はこの作品を買ってもう4年経ちますが、今でもたまにプレイしています。
世界観の設定、キャラの魅力が立っており、ゲームに引き寄せられます。
ギャルゲーには珍しく主人公にもボイスが入っており、あの杉山紀章氏が担当しています。男性、女性声優陣は豪華であり、その上、お好みで全キャラPC版の声優に変えることが可能。(主人公以外) また、制作陣が同じ戯画作品のバルドフォースと同じであるため格ゲー要素も入っており、従来のギャルゲーとは一線を引いています。
ただ、世界観、キャラの魅力に対し一部シナリオが残念な所があります。(特にED部)
また、戦闘パートが単調でやや飽きが生じてくることもありました。(しかし本元はギャルゲーなのでそこは黙秘)
総合的に、他のギャルゲーとは一線引いていること、世界観やキャラの魅力、声優陣、菊地政治先生の画力、システム面を考慮して文句なしの☆5つです。
最後に。
特典の豪華声優陣インタビューは、絶対に全攻略後に聞いた方がいいです。
思わず吹きます。
DUEL SAVIOR 通常版
キャラクターイラストは癖の強い絵柄ですが、個性として馴染めるでしょう
システムはとてもユーザーライクな仕様 ただしウィンドウモードにする為にはハイカラー16bitにしないといけないと言う変な仕様はいただけない
シナリオは進めるごとに所々詰めの甘さが浮き出てきます
何故主人公が召喚器を呼び出せるのか、召喚器とは結局何なのかという伏線が回収されていません(これの追加シナリオのJUSTICEをプレイしていないのですがその辺は解決されているのかは知りません)
ヒロインを攻略する順番があるのですが、最後に攻略出来る主人公の妹・未亜ルート
初めて美少女ゲームをやる人で妹キャラに希望を抱いている人にはこれで軽いトラウマを植え付けられます(笑)
あと主人公の性格は最後まで好きになれません 特に理由も無く努力も無く超人能力を得たのに偉そう
ついでに敵となる四天王の魅力が全く無いのも× キャラ立てをしっかりして欲しい所
そしてこの作品の目玉であるアクションパート
操作が簡単に出来る横スクロールアクションなのですがレベルをハードにするととてもきっつい難易度で楽しめます
敵のガードがノーマルでも固くてこちらの攻撃が通らず爽快感があるかと言われると微妙ですが…
個人的にリリィを使うのが楽しいです
シナリオは今一つな所がありますがアクションは楽しめる人には楽しめるでしょう
現在は特典CDのついていない通常版を割と安価な値段で買えるので長く楽しみたいのなら買ってみて損は無いでしょう
デュエルセイヴァー デスティニー(通常版)
操作は基本的にボタンを押すだけ。PC版で鍛えた猛者には少し物足りないと感じる方も居るかと思われますがPC版に比べ技の受け付け時間が長くなりコンボが繋ぎ易くなっています。それにより以前より画面内を暴れ回る爽快感はUPしたと言えるでしょう
難易度も変更できるので格闘ゲーム等が余り得意では無いと言う方も安心してプレイすることができると思います。