フロム・ザ・ハート キャサリン・ジェンキンス・ベスト
ずっと気になっていた歌手の一人。なぜこんなにヒットするのか不思議でしたが、聞くとその気持ちの一端がわかったような気がします。
美しい声なのですが、その中に暖かさと力強さがあり単純にきれいな声にとどまらずに人を引きつけるものがあります。シネマパラダイスなど聞いて心がぐっと動かされる、揺さぶられる曲があります。人間の声のもつ力は、どんな楽器にも負けないということを改めて感じさせくれます。この盤(ベストアルバム)以外も聞いてみたい。
English Journalでの単独インタビューで普段の彼女の声を聞いて、その人柄も大変愛すべき人であると思いました。
レオ・ドリーブ「コッペリア」全2幕 [DVD]
踊りそのものはさることながら、衣装、舞台装置、音楽、演出等、どれを取っても一級品の作品。
キーロフバレエのクオリティーの高さに感服の至りです。
群舞の場面は少ないものの、ソロの場面は見ごたえがあります。
バレエを全く知らない方でも、まるで演劇を見ているかのように、充分に楽しめる傑作です。
ベスト・クラシック100
CD6枚組みなので、1曲1曲のボリュームも安心です。
EMIレーベルということで、クオリティも相当高いと思います。
特にクラシック初心者にはもってこいですね。
有名な曲のオンパレードですので、このCDだけでもかなり楽しめますし、
このCDを手始めにクラシックの世界をさらに広げていくことも可能です。
また、CDごとにテーマ(元気がでる、リラックスなど)が設定されてますので、
気軽にBGMとしてもいかがでしょうか。プレゼントにもお勧めです。
最後に、CD6枚組みにもかかわらず、CD2枚組み程度のコンパクトな
パッケージも嬉しいところです。
パリ・オペラ座バレエ「シルヴィア」(全2幕) [DVD]
信じられないほど豪華な顔揃えの作品。
コンテンポラリーは食わず嫌いでしたが、これはクラッシックとコンテンポラリーの中間という感じで、結構好きでした。
今までオーレリといえばお姫様や妖精、といった繊細なイメージだったのですが、最初の狩りのシーンの衣裳が意外にも似合っていて、ひたすらりりしくて素敵でした。
ただ振り付けから登場人物の感情を読み取る事が難しく(これは私の勉強不足)、おおまかなストーリーを追うのがやっとでした。
そんな中でもルグリはさすがに、細かい感情表現で引き込まれるものがあります。
ジョゼ・マルティネスもユニークなキャラが際立って、素敵でした。
マリ・アニエス・ジロのタキシード姿も男前すぎて素敵です。ファン必見。
時々顔がアップになったりして、ファンとしては嬉しい反面、流れるような動きのなかでも実は汗びっしょりなのを見せられると、一瞬現実に戻ってしまうところが問題です。
頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)
こういう話し方、態度の人はこっけいだよ、という事例を集めている。体系的な整理ができているわけではなく、思いつくまま並べたように思える。事例の中に「根拠を言わずに決めつける」「ケチばかりつける」「少ない情報で決めつける」というのがあるが、この本の内容自身があてはまるのでは?と思ったりもした。
ただ、ナンシー関さんのようなひねりがあれば、一つのぼやき芸、おちょくり芸として成立するのかもしれない。