ママゴト 2 (ビームコミックス)
なんだかもう、悔しいくらいに胸に迫る。
泣けるとか、切ないとか、そんな次元じゃなくて、
心の根っこがぎゅぅっと絞られるような……
「愛しさ」に満ち溢れています。
本当に、本当に、この作品が大好きです。
たまらなく、好きだ!
お願いだから、タイジも、映子ママも、幸せになってください。
お願い!
どうにもこうにも、この気持ちを吐き出したくて、
なんの参考にもならないと思うけど、ここに書いてしまいました。
ごめんなさい(TДT
あしたのジョー <Blu-ray>プレミアム・エディション(特典DVD付2枚組)
「どうせジャニタレ出しときゃそれなりに売れるよ」っていう印象はすぐに消し飛びます。
(実際に出て惨敗した「こち○ THE MOVIE」とかジャニタレだけじゃどうにもならない物もありますが)
ガチでこの伝説的漫画を実写にしたい漢たちが結集して作られた、血と汗と涙の結晶に驚愕する事間違い無しです。
昭和40年代前半の空気感をCGで再現し、試合のシーンは極限まで研ぎすまされた肉体改造で挑む主演2人。
メイキングではその裏側もアツく、特に丹下段平役の香川昭之が他キャストを圧倒する思い入れの強さでチームを
引っ張っている姿に感動しました。(劇中のアツさで思わず笑ってしまいましたが)
とにかくフィジカル面の限界と、「ここがCG?」という部分が違和感無く融合して出来た漫画原作の最高峰に近い
実写だと思います。
原作ファンにとって力石戦までで一番印象深いあの伝説のクロスカウンターが実はCGだったのは本当に驚きましたが
それは原作を再現させるには必要な事というVFXシーンの解説に納得。
逆にCGではない部分での驚愕は力石役の伊勢谷氏がガチで挑んだ、これも伝説の減量〜計量のシーンです。
これは役者魂が炸裂です。
山Pも、衣装合わせの時と実際の撮影時で体脂肪率を14%>5%台に落とし、矢吹丈を演じきったのは見事。
本当に全てが上手く融合して出来上がった作品だと思います。
やはり本編だけでなくこういった特典も面白いですね。
ここまでやりきったのなら、是非真っ白な灰になる「2」も観てみたいです。
あしたのジョー スタンダード・エディション [DVD]
漫画原作映画としては他とは比べ物にならないくらいよくできています。
山Pも大健闘ですが、特に伊勢谷の力石、香川の段平は原作を超えて、
実写映画の中で新しい生身のキャラクターを出現させています。
そしてなんと言っても日本映画でここまでできるんだ的ボクシングシーン
がいいです。
ママゴト 1 (ビームコミックス)
主人公が三十路の女という変わった設定(元々この作者はそういう傾向の漫画が多いようですが) 感情移入できるかなって思いながら読んだのですが、全く問題なく素直に感情移入することができました。
絵が上手いんですね。 この作者は。
表情の書き方、演出、どれもが人間そのものを映し出していて、物語にぐいぐい引きずり込まれました。
基本僕はファンタジー系やバトル漫画を主に読んで、こういうジャンルの漫画を読むのは初めてだったんですが間違いなく今年の僕の漫画ベストオブイヤーの上位に食いこむであろう作品です。
この切なさに僕はもう病みつき。