Choices
趣味が高じてバンドを作っちゃったって感じのブロウ・モンキーズだったけれども、デビュー・ヒットの「Diggin' Your Scene」は結構センセーショナルだった。いま聴いてもスタイリッシュでとてもいい曲だ。決して巧くないが、ドクター・ロバートが自分で歌っているのがいい。はっきりいってB級だが、好きな音楽をやる愉しさが伝わってくる。「It Doesn't Have to Be This way」もいい。こういうキャッチーな曲をもっとたくさん作れば、もっと長く続いたバンドだったろうに。
オンリー・ア・グローサーズ・ドーター+2(紙ジャケット仕様)
ブロウ・モンキーズの最高傑作と評されるアルバムである。このグループの評価は分かれるところだろうと思うが、自分はあまり好きではなかった。87年に発表したアルバムだが、明らかに機を逸していたと思う。もしも84年あたりに出ていたら、もっと成功していただろうし評価も違ったものになっていたと思う。
オリジナル発売当時、ドクター・ロバートはビジュアル的には格好よくて、ポール・ウェラーになりたかったのだろうか、ロッキング・オンとかのインタビューでも憧れているといっていたから、きっとそうなのだろう。ルックスとサウンドと言っていることのアンバランスさが魅力なのかもしれないが、僕から見ると中途半端な印象。なので星は3つまで。
Digging Your Scene: Best of
80年代ブルー・アイド・ソウルの名バンド、The Blow Monkeys の最新ベスト盤です。
The Style Council ほどではなかったですが、日本ではまずまずの人気でした。
Dr. Robert のソウルフルな歌声と、
サックスをアクセントにした独特のサウンドがカッコイイのです。
Digging Your Scene
It Doesn't Have to Be This Way
This Is Your Life
などなど
Music Club Deluxe 制作のこの充実した2CDセットで、彼らを満喫しましょう。
もう、心は80年代間違いなしですよ!!
ベスト・オブ・ブロウ・モンキーズ ~コンプリート・シングルズ
全曲シングルヴァージョンと思いきや、11. The Day After Youはハウスリミックス、13. This Is Your Life(ヴァージョン1)は88年の(ヴァージョン1)ではなく89年の(ヴァージョン2)、16. This Is Your Life(ヴァージョン2)はリミックス"Ten City-Short"が収録されている。