受け継がれし、ジャンプ魂。おすすめ度
★★★★☆
そもそも作者はバトル漫画として描いてはいないでしょうから、ノリシロとしてのバトルに理屈が無いのはいいんです。確かに異常な長さですけどね。
それでも丁寧に言葉を選んだセリフ回しや、それをどのタイミングで出すかの構成の上手さに、作者が伝えたいものが心地よく読み取れてグッときました。コマのでかさは、この作品にとっては必要悪だと思います。
剣八は一護と戦う以前の己に相対しているような心境でノイトラと戦い、作者はここで剣八の成長を見せたかったのではないかなどと勝手に解釈して楽しみました。
それに剣八が剣道理論だけで勝ったという事は、卍解に至るまでには、まだまだ強大な敵が待ち構えているのかと思われ、さらに広がるであろう物語の奥深さを感じました。先が読めないストーリーもBLEACHの面白さではないでしょうか。
石田や恋次が弱いのも、マユリが頭脳戦で本領発揮する為の布石と思えばそれもまた必要悪かと。二人には今後さらに強くなってもらえばいいだけの話ですし。言わばドラゴンボール理論ですね。あの頃の理屈じゃないワクワク感、栄光のジャンプ魂が生きている気がします。
余談ですけど、最後のページの「to be continue …?」、36巻ではないって事は0巻とかになるのかな?過去編だし。
すばらしい!良作!
おすすめ度 ★★★★★
大変良く出来ています
。とにかくこれは絶対買いだ!
買って良かったと思います。