オムニバス映画にロクなものはない。それぞれのエピソードは「なんや、これ?」程度のもので、「官能」を表現するのに、この短さでは監督も力量を発揮できないだろう。でも、石田えり大好き。高岡早紀も大好き。野村恵里も大好き。3人とも(長谷川京子を除く)スクリーンの上に「女性」をムンムンさせることのできる名女優だと思う。それぞれの女優ファンならお金を出して買っても損はない。
脱ぐのは2人のエリさんだけおすすめ度
★★★☆☆
まず、脱ぐのは野村恵里と石田えりだけ。
高岡早紀も脱いでいるようですが、胸とかは見えません…
ただ、高岡早紀はエッチな言葉は、たくさん言ってくれます。
他の方もレビューで書かれていますが、「桃」は長谷川京子を無理矢理、
出演させなくて、良かったんではないでしょうか?
野村恵里に現在シーンも演じてほしかった。
ダンスは、これ自体は素晴しいのでしょうが、必然性を感じませんでした。
逆にかっこわるくなっている気がします。
1話1話は悪くないので、ダンスをなくして、長谷川京子の出演を止めて、
高岡早紀のおっぱいが見えてれば、星5つ。
納得の出来
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!
概要
女性版「Jam Films」とも言うべき内容のオムニバス作品。エロスをテーマとして、人気女性作家の書き下ろし小説を、注目の監督たちが映像化。主役も今が旬の女優たちが起用されている。
強烈なエロスを感じさせるのが、篠原哲雄監督、姫野カオルコ原作、長谷川京子主演による「桃」だ。29歳のOLが、中学時代の恩師の葬式のため故郷に帰る。そこで彼女は、中学時代に独身教師と肉体関係にあったことを回想する。「あの頃は、ただやりたかっただけ」という独白に込められた、乾いた欲望。喪服姿で桃を食べる長谷川京子と、14歳の時の彼女を演じる野村恵里の、桃にむしゃぶりつきながら教師と激しいキスを交わす、その未成熟でありながら激しい情欲。その対比が醸し出す、女性の怖さ、ふてぶてしさ。塚本晋也監督、小池真理子原作、石田えり主演「玉虫」に見る熟女の自立と、石田えりの強烈な存在感。バレエ・スタイルで踊る「渚のシンドバッド」の狂おしさに目がテン。(斉藤守彦)