久しぶりに見たけど、昔のまんまだねぇ(って当たり前だろ!をい)。しかし、今考えると当時は野球漫画って多かったような気がする。っていうかスポコン物が全盛の時代だったのかも。今は当時ほど見たいと思えるスポーツ漫画ってないなぁ。やっぱり「スポコンと言えば梶原一騎」の世代としては、ただ少し寂しい。DVDで昔の映像を目にするとそんな寂しさも忘れさせてくれる。今はプロ野球の人気も低迷しているらしい。子供の頃にこのような奇想天外な野球アニメ作品を見ているかどうかって言うのも多かれ少なかれ影響しているのかな?なんて考えながら見てしまった。今度はもっと素直に楽しみながら見ようと思う。
ズンタッタタ- ズンタッタ!おすすめ度
★★★★★
待ってましたよ、我らが蛮ちゃん!
梶原一騎先生が禁欲的な「巨人の星」から一転、ネアカな路線で弾けた傑作。
まず時代がいい。昭和48年ペナントレース開幕! と来た日にゃ涙ちょちょぎれちゃうよ。V9を狙う巨人は絶対的に強いし。
次に友情がいい。蛮が巨人に入団するきっかけをつくり最後までサポートに徹する先輩、八幡太郎平の挫折と苦悩の描き方が大げさだが泣かせる。
最後になんといっても魔球がいい。このシリーズでは最初のものしか登場しないが、魔球を生み出すためのヒントや練習、そしてそれを打つためのライバルの特訓が「よくもまあ考えたな」と呆れを超えて感心させる。
次のBOX2を大いに期待させる充実した内容。言うことな~し!!
とんでもない魔球におそれいりました。おすすめ度
★★★★☆
主人公の番場蛮は土佐の漁師の家に生まれます。『腹の中から食い破ってやれ』という父の言葉で巨人入りします。しだいに巨人の一員となっていくわけですが、彼の投げる魔球がすごい。あんな投げ方で10球も投げられません。(馬鹿にしているのではありません、本当にすごいんです。)「アパッチ野球軍」というのもありましたが、破天荒さでは互角かも。
荒々しいイメージ。おすすめ度
★★★★☆
この当時、巨人はV9で圧倒的に強かった時代。
そんな中で「巨人の星」とある意味対極をなす作品。
主人公の性格も破天荒だし荒々しい。
それが逆にこの作品のイメージをより鮮明にしている。
ちなみに原作とアニメではストーリー展開(特に終盤)が異なっている。
興味ある人は調べてみて欲しい。
大変良く出来ています。
おすすめ度 ★★★★★
言うまでもなく最高峰
。これを知らずして新しい時代のエンターテイメントは語れません。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。
概要
梶原一騎と井上コオの原作をもとに、1973年から1年間放映された野球アニメ。前半の第1話~23話を収録。
読売ジャイアンツ人気が絶頂にある中、しかし当時の監督川上は巨人軍の将来が気がかり。そつなくこなす実力選手は多数いるが、天才的かつ動物的カンといわれる野性味を兼ね備えた選手、長島の後を継ぐことのできる、いわば侍の血を持った選手は現れていなかったからだ。だが、それにかなう選手が高校球界に見つかる。それこそが本作の主人公、番場蛮、あらゆる野球の常識を覆す破天荒な男であった。演出に長浜忠夫、作画監督に大塚康生、原画に宮崎駿といった豪華スタッフが、「巨人の星」以上に漫画ならではのデタラメさにあふれた作品を作り上げている。(田中 元)