チョウを飼う日々
とても損をしている本。まず、著者が有名な政治家。これがマイナスかも。それに、MARCのキャッチフレーズが最悪。この本、義務とか使命とか、そんな本ではありませんっ。ただただチョウが好きな男のチョウの話。それだけです。しかし、自分の好きなことについて延々と書いていくと、それは他人にとってもすばらしい読み物となりうる、という見本でもあります。この本を読みながら「ああ、チョウチョをおいかけたい」「幼虫を飼いたい」と思わない人は、義務とか使命とか、政治の本をお読みください。再版を切にお願いします