“いま”日本人が読むべき本だと思います。

この本を読んで、
世界について、
日本について、
私たちのお金について、
私たちはもっと知るべきだと思いました。

一部の特権階級や国が
社会を動かすのではなく、
市民一人ひとりが
国や社会の中心であることを
常に自覚し、
公的権力の意思決定、
行動を点検して、
その是非について
きちんと評価していく。

筆者は「市民が考えて行動し続けていく」ことに民主主義の本質があると考えている。

政治批判ばかりするのは止めて、そろそろ行動しませんか。

私はこの本を読んで、もっともっと行動しなきゃと思いました。

本書は

政治・行政編

司法編

医療編

生活者編

情報編

NPO編

から構成されており、各編ごとに「実際に起こりそうな出来事」が列挙され、その項目ごとにその分野の専門家が解説しております。

ただ、各項目には二ページずつしか与えられておらず、またその編を書いている専門家の主観などが加味されているためあまり実用的でないかもしれません。

ただ、知識として読む分には悪くないと思います。

巻末に本文に出てきた事例に関する連絡先が載っていますので、そちらの方が実用的ですね。