画面は白黒です。まだ、カラーテレビが普及する前でしたから。
　変身シーンで、『ピーピーピーパピー！』と言います。今でもよく憶えています。

　白黒でした。本当に幼い頃に見ていたので、内容はほとんど覚えていませんが、主人公が変身する時に星のバッチ（ペンダント？）を持って、『ピーピーピー、パピー！』と言っていたのだけはっきりと覚えています。なつかしい。私と同年代の方は、きっとこの掛け声は記憶に残っているはずです。

懐かしいアニメがまた復活する！小学生の時に観たあの遊星仮面がＤＶＤ化される。何しろストーリーが面白かった。
地球人とピネロン星人の両親の間に生まれた主人公ピーターが遊星仮面となり、地球人とピネロン星人（こめかみに星印があったと思う）との戦いの中で大活躍する。冒頭、「誰だ！」「人呼んで遊星仮面！」のナレーターからはじまったね。今からワクワクしますね。アー早く観たい！是が非でも購入だ！

このアルバムでは創世記の日本のアニメを当時の録音のまま収録しているので、当時を知る大人たちには非常に懐かしいのではないでしょうか。年齢がばれますが私もそういった世代に育った人間なので、こうした企画に出逢うとよだれが出そうなくらいに懐かしく感じます。
鉄腕アトムや鉄人２８号などの初放送時はさすがに覚えがありませんが、宇宙少年ソラン、宇宙エース、スーパージェッター、Ｗ３、おそ松くん･･･こうしたアニメヒーローたちは当時の小さな白黒ＴＶの画面の中でぎこちない動きで暴れまわっていたものです。当然ビデオなど無い時代、激しいチャンネル争いの中で必死になって見ていた小さな画面。とても短いスペースでは書きつくせない思い出があります。
なお、当時のアニメのオープニングでは鉄人２８号や遊星少年パピイ、進めレオ！等のようにスポンサーを主題歌中に連呼するばかりでなく、スポンサー名がアニメ画面に組み込まれたりしたこともあったため、再放送でオープニングがカットされることも珍しくなく、非常に残念に思ったものです。近年でもＢＳで放送されたビッグＸやワンダー３ではオープニングの一部をカットしていました。何と腹立たしい！
それにしても、「戦え！オスパー」ってあの山田太郎が歌っていたのですね。知らなかった･･･。

まさか出るとは思わなかった「少年」に連載された井上英沖の「遊星少年パピィ」が出た感激。手塚治虫と横山光輝の中間あたりの絵柄はなんとも言えない当時の雰囲気が抜群。ストーリーは今見ると陳腐だが、登場してくるロボットはまさに昭和３０年代そのもの。あの時代ならではのデザインやらストーリー展開はタイムスリップした気分。
井上英沖の漫画はちょっとバッタもん臭さがあって亜流に流されつつも独特な主張がありマニア泣かせかも。
この作品に心躍るのは当時の高度経済成長の最中の少年のみに与えられた特権ではないでしょうか?お宝ものの一品かと思います。