天使の囀り (角川ホラー文庫)
貴志祐介氏に驚愕。書き出しは全然怖くない。それどころかどのような話なのかものぴんとこないまま進む。しかしあるところから、ああ、そういうことね、となってくる。そこからは恐怖恐怖。現実的な話のネタだけにジワジワとした気持ち悪さが伝わってくる。その大部分を支えているのが氏の文章力と構成力だと思う。総てを読み終えると第一センテンスをもう一度読み直すとわかる。黒い家の時も思ったが、よくこんな話を書くなあと思わされる訳である。まま長さはあるが一気に読める部分はエンタメしてる。★五つ。
TVアニメ「新世界より」ED主題歌「割れたリンゴ」「雪に咲く花」
アニメってOPやEDの歌や曲で、そのアニメを最終回まで
かかさず視聴するのか決めるうえで非常に重要ですよね。
この「割れたリンゴ」はエンディングの曲なのですが、歌詞が
物語とマッチしていて、その時に流れる幻想的な映像とも相まって
非常に素晴らしいです。
かかさず視聴するのか決めるうえで非常に重要ですよね。
この「割れたリンゴ」はエンディングの曲なのですが、歌詞が
物語とマッチしていて、その時に流れる幻想的な映像とも相まって
非常に素晴らしいです。
青の炎 二宮和也コレクターズエディション [DVD]
この作品を初めて観たのは小さい頃だった。 親に連れられ、一緒に映画館へと足を運んだ。 そして作品を見終わった後、子供ながらすごく胸の奥が苦しくなるような、味わった事のない苦しさを感じた。 この作品をまた観ようと感じたのは「17才の完全犯罪」というパッケージに書いてあった文字。 実際17才という年齢に近く作品を観たことがあることすら忘れていた私が、その作品を手にとって感じた。 薬を見つめる少年と、手を合わせようとする少女。 どちらも何か瞳の奥に切なさ、苦しさを隠し持っているような表情。 作品を観てみれば、何処を観ても、切なくて苦しくて。 ただかけがえのない家族を守りたくてしてしまった‘犯罪’がどんどん彼を追い詰めて苦しめていく様が切なく、悲しい。 真っ黒なトンネルに差しかかった松浦亜弥演じる紀子という一つの光さえも、守ってあげることすら出来ないもどかしさも切なさをより一層感じさせます。 そして紀子が見せる、「1ミリの笑顔」。 監督に「1ミリだけ笑うんだよ」と言われ、見せた表情はアイドルの‘あやや’ではなく、紀子という一人の女子高生だった。 「世の中には笑ってやり過ごせないことがある」 そうボイスレコーダーに吹き込む、彼が選んだ道とは―――… 主人公を演ずる二宮和也も、今となっては国民的アイドルだが、アイドルとしてを差し引いても彼は文句なしに演技が上手い。 普段テレビで観る彼は、よく話しよく突っ込む。 そんなイメージで作品を観ると誰もが驚くだろう。特別彼のファンという訳ではなかったが、観る側を一瞬で引き込む能力がある。 一瞬で彼のファンになりました。 単なるアイドルが出演している映画ではなく、ただ単に楽しめる作品だと思う。 手元に置いていつでも観たくなる作品だと断言できます。 是非、一度ご覧下さい。
黒い家 [VHS]
序盤はダルく見るのを止めようかとも思ったが、中盤から物語はグイグイと展開しだす。
とりわけ、大竹しのぶのイカれっぷりは凄まじい。
じわりじわりとくる恐怖、いや、恐怖を通り越して気持ち悪さを感じる。
おぞましい・・・
とりわけ、大竹しのぶのイカれっぷりは凄まじい。
じわりじわりとくる恐怖、いや、恐怖を通り越して気持ち悪さを感じる。
おぞましい・・・