ちょっと反則である。志田未来や綾瀬はるかが耳も口もきけないではそれだけで悲しくなってしまうではないか。
その悲しさをケレン味無く生かせているのは風景と監督の力量である事は確かだが。どこかで見たような設定と流れが
あちこちに見受けられたとしても、それがこの映画の価値を減じてはいない。中谷美紀のボーイッシュな母親役はとても
素敵だし、２人の子役の素晴らしさは勿論、造り酒屋の社長の阿部寛、主役の２人まで皆さん爽やかで、この映画に相応しい
キャスティングの良さでそれで持っている面もある。

確かにレビューの方たちが言うように後半は事がスムーズに運び過ぎて密度が粗くなってはいるが、幸せな結末が風景と共に
清冽でヌケの良い印象を残している点は、皆さんが口を揃えてノノシルほど酷いとも思えないのだが。雨鱒のＣＧに関しては
私はハッキリ言ってどうでもいいんだが、マンガチックに強調しなくても普通に自然に泳いでるだけでも十分ファンタジーは
感じられると思うが、やっぱりどうでもいい。失敗した酒を捨てる時は手を合わせて拝むものなのね。これは参考になった。

都役斎賀さん、崇役下野さん、リンドウ役八戸さんのソロ曲と
八葉は四神毎にデュエット曲と八葉全員曲が収録されています。
朱雀と白虎の八葉デュエットはイベント会場限定で発売されたCDに収録されていた曲ですが
青龍と玄武の八葉デュエットはこのCDが初収録になります。
前の「暁の恋唄」も世界観を尊重した上の和洋折衷な音楽と歌詞がとても格好良かったですが
今回の「淡雪の心唄」も世界観を尊重した和洋折衷な音楽と歌詞でかなり良い仕上がりだと思います。

八葉のソロが無かったので購入するか悩んでいたのですが
発売直前に開催された遙か祭2012で全員曲の「時空を超えて」を聴いて購入を決めました。
優しさが溢れる歌詞と声優さん達の歌い方に予想外に涙がこぼれました。
また八葉の四神毎のデュエット曲もその組み合わせらしい仕上がりです。
他作品や個人活動で歌い慣れている鈴村さんと寺島さんの青龍と斎賀さんの曲がかなり格好良いです。
(…斎賀さんは女性で、演じられている役の都も女性ですがね/苦笑)
そして個人的には玄武は声優さんの音域的にデュエットはかなり難しいだろうと思っていたのですが…
高音の四反田さんと低音の安元さんが綺麗にハモって予想以上に良い曲だと思います。
(変調曲なので歌う方はかなり大変な曲だとは思いますが…)

もう全曲お気に入りで毎日リピートしています！
☆-1はCDやグッツ等関連商品が地味に値上りを続けているからです。。。

まだ途中ですが、今のところ楽しくプレイしてますが、まあまあですかね！自分的には買って良かったです！

原作を読んだときは主役３人のキャラ立ちがすごくて性格の悪いドニファンにちょっと萌えました。
ブリアンとボクシングの対決（未遂だったかな？）をするシーンがカットされていて残念でした。

ドニファンの性格の悪さをもっと描いてほしかったです。対照的に正義感の強いブリアンといい子のゴードンのキャラが引き立ったと思ったので・・・

やはり”２年間の夏休み”を１時間程度で描写するのが厳しかった、ということで。
声優さんたちの演技は少年ぽくてよかったと思います。

「生物多様性はなぜ大切か」僕はこの疑問に対する科学的な答えを一度も見たことがない。
本書によれば、動物学者の日高敏隆さんは
「僕には、生物多様性がなぜ大切なのかよくわからない」とおっしゃっていたそうだ。
それは「生物多様性の大切さをなぜ説明しなければいけないのかわからない」
という意味だというが果たしてそうか。
そうではないと僕は思う。最初の発言どおりなのだ。

本書は単書ではないので、いろんな人の意見がいろんな形で表出しており、
益々、分からなくなる。
「生物多様性は、生態系サービス（自然からの恵み）をヒトが受けているから大切」
という論法は僕には到底納得できないし、同じ本書の中でも
「生物多様性の大切さ」を説明することにはならない、という論者もいる。

「生物多様性は情緒的に大切。いけとし生ける物皆大切だ」
という宗教である、と言ってくれたほうが僕には納得出来る。
但し。この宗教の宗徒になることは決してないだろうけれど。

ニホンオオカミが居なくなって、ニホンカワウソがいなくなって、
生態系はたしかに変わっただろうが、自然のどこが大きな影響を受けているのだろう。
地球のダイナミックな歴史自体が、絶滅の歴史なのではないか。
「生物多様性の大切さ」は「生類憐れみの令』と、同じ根拠しかないのではないか。
HIVウィルスやエボラ出血熱のウィルスは、守らなければいけないものなのか。
ヒトも生物多様性の一部ではないのか。