パンク・ジャズ: ジャコ・パストリアス・アンソロジー
エレクトリックベースの革命児、musician's musician ジャコ・パストリアスのデビュー時からの軌跡をたどるファン必聴の一枚。
オープニングの「The chickin」は本CD初出のホームレコーディングという貴重な音源。ジャコの若々しく微笑ましいプレイを聴くことが出来る。
3のソウルシンガー、LITTLE BEAVERとの共演作では後のWEATHER REPORT時代の『RIVER PEOPLE』でも聴かれる7AGAINST8のベースラインがすでに確立されており天才の片鱗がうかがわれる。
特筆すべきはアイアートとのコラボレーション9『NATIVITY』!JAZZというカテゴリーをも越えたこれぞ必聴の名作!
DISC2ではジャコのソロ時代、WORD OF MOUTH時代の代表曲も収録されており初めてジャコに触れる人も失望させない充実の内容。
カバーデザインやインナースリーヴの美しい写真も申し分の無い仕上がりとなっており・・・・・・・四の五の言わずにジャコを聴け!!
Michel Colombier
ミシェル・コロムビエはマイルスのアレンジャーとしても活躍していた人。顔ぶれが確かにすごい。特に「Bird song」が素晴らしい。ストリングスの使い方はクラウス・オガーマン以上かも。この曲で聞かせるマイケル・ブレッカーの滴るような音色のプレイ、行間を埋め尽くすジャコのもの悲しげなフレットレス。淡々と絡んでくるカールトンのオブリガード。名曲&名演そろいだがこれ1曲だけでも買う価値は間違いなくある。
オクトボーン
トロンボーンの巨匠ミシェル・ベッケと彼の弟子たちによるトロンボーンアンサンブル。8本のトロンボーンでオクトボーンというあたりが洒落てます(曲によりチューバ、打楽器が加わります)。曲のほとんどはベッケがリード奏者を務めています。美しく甘い音色に、繊細なピアニッシモ。果たしてベッケ以外にこの音を出せる人がいるのでしょうか?彼の弟子たちにも注目です。全員がフランスの主力オーケストラに所属しており、第一線で活躍しています。高い個人技に加え、師弟関係から得られたハイレベルなアンサンブルが楽しめます。この一枚は、ミシェル・ベッケがフランストロンボーン界において優れた演奏家であり、また優れた教育者であるということを証明しています。個人的に気に入ったのは不思議な雰囲気が漂うトロンボーンのためのアンサンブル曲「バルカン組曲」とベッケらしい遊びが入った「ウェストサイドストーリー」でした。蛇足ですが、メンバー全員がフランス製トロンボーン「アントワンヌ・コルトワ」を使用しています。フランスで最もメジャーなメーカーであり、パリトロンボーン四重奏団が使用したり、「ベッケモデル」が存在するほどです。日本でいうヤマハでしょうか。ここまで「フランスのトロンボーン」にこだわったCDは他にはありません。ベッケ率いるトロンボーンサウンドがどんな物かをぜひ味わってください。
【5000枚限定】ゴールデン・チャイルド《3枚組》
エディ マーフィーが人気者だった頃の作品です。 エディ マーフィー作品のスコアと言えば、「ビバリーヒルズ コップ(1)(2)」の ハロルド フォルターマイヤーや、「48時間」シリーズのジェームス ホーナーなどがいますが、「48時間」のサントラは発売されてますが 「ビバリーヒルズ コップ」のスコアは発売されているのでしょうか? 残念ながら私は確認 出来ていません。で その次辺りに来るのがミッシェル コロンビエの「ゴールデンチャイルド」ではないかと個人的には思っています。不勉強で申し訳ないのですが、私は今まで ミッシェル コロンビエのCDを聴いた事が有りません。 それで今までの物が どのようであったのか分からないのですが、「ゴールデンチャイルド」は映画本編を観た時と同様 エディ マーフィー独特のノリとも合っていて、シンセ+ブラスとストリングスを使って 軽い感じで 楽しい仕上がりです。 ただ細かい曲が多いのが少々 残念では有りましす。 リジェクテッド盤のジョン バリーの方ですが、バリー後期の「007」の様な やや重めのシンフォニック サウンドです。 私としては それほど悪くは無いのですが、エディ マーフィー的では無いと判断されたのか お蔵入りです。 歌物は懐かしいですが、私には不要なので コレに星1つマイナスです。
AMOROSSO
坂本龍一の作曲の曲も4曲とクラシックファンのみならず、サカモトファンも楽しめる一枚。僕も坂本龍一が好きだから買ったのだけれど一番のお気に入りはモリコーネ・メドレー。特にレディ・カリフはアレンジが素晴らしい。