Munchkin Player's Handbook (D20 Generic System)
もともとはd20カードゲームの基本ルール。DDではもはや俗語にまでなった「Munchkin」の精神をよく収録している。
DDのPHB3rdに基づく記述。クラスと種族は、能力値調整の増加や、高レベルスペルへの早いアクセスなどの細かい変更点がある。少なくとも普通のDDに混ぜても何気にばれないはずだ(DMの真意看破技能による)
技能、特技は、カードゲーム特有のものから、ダイスを隠して振ったりするものなど、それらしいものが多い。
装備品は何気に「Masterwork Dice」がマンチらしい。
呪文は、40種類以上。慨存の呪文のギャグ「Hallucinatory train」「Pass without study」「Meat swarm」、DMに賄賂を贈って使用する
1LV呪文「Really Limited Wish」など、d20モダン向けもある。
そして究極のクレリック領域・・Munchkin Domein!!
これは全ゲーム中最強の破壊力だ。自分がつけたい判定に何でもかんでも+1。呪文は、1レベルからファイアボール、ライトニングボルト、フレイムストライク、パワーワードキル、フィンガーオブデス、リミテッドウィッシュ、ウィッシュ、ミラクル、そして9レベルに待つ伝説の最強呪文とは・・。ちなみに、作者はこの領域を使ったらどうなっても知らないといっている。私も保証はしかねる。
しかし、今のDD3.5に導入してもネタにしかならなそう。友人は、このプレイ環境なら、Expanded Psionics Handbook 投げ捨ててやると言っていた。うーん、この本は「強さ」よりもまた違う方向を目指しているとも、私には思われるのだが・・・。「Munchkin」のしっくりくる日本語訳は、永劫にできないようにも思える・・・。
Streetwise [VHS] [Import]
今でもこのジャケットを見ると泣きたくなる。
初めてこの作品を見た時の衝撃を思い出す。そしてその衝撃は、例え何十回この作品を見ても変わらず自分を圧倒するのだと確信する。
ドキュメンタリーが映画館で公開され、そこそこの興行収入を生み出す昨今。間違いなくマイケル・ムーアの影響だろう。
しかし、もし私が「ドキュメンタリーとは何か」という問いをつきつけられたら、迷わずこの作品のタイトルをあげる。
ラストに起こるある一つの出来事。
それがこの作品を悲しいまでに完璧なものへとしている。
非の打ち所のない完璧さは、それゆえ私たちに現実の残酷さを見せつける。これこそがドキュメンタリーの力だろう。