エヴァーラスティング・ラヴ~ジェイミー・カラム完全版
オリジナルの曲のよさもさることながら、ジェイミーの声の甘くて渋いこと!なんとも言えない心地良さがある。
3曲目の「雨に唄えば」が私はお気に入り。本当にこんなに若い人が歌ってるの?って疑ったほど大人の余裕を感じました。
ジェイミーのこれからが楽しみな1枚
雨に唄えば [DVD]
ジャケットを見ただけでも幸福な気持ちになれる歴史的名画、一家に一枚常備しましょう、
この語りつくされている名作のテーマは何か?といえば、それは冒頭と終幕にジーン・ケリーの言葉として語られるDignityだろうと思います、和訳すれば威厳・尊厳・名誉・自尊心など多様な意味をもってしまい日本語の一つの単語にはなりにくい英語らしい良い言葉でしょう、Dignityという台詞はまるで主演男優からスクリーン前の観客に直接語りかけるような演出で繰り返されるのです、
ジーン・ケリー演じる主人公が惨めな思いも多かった下積み時代にもDignityを忘れず、成功することで文字通りのDignityを獲得する物語と私は解釈しています、
Dignityは私たちに日本人には実は身近な言葉であるとも言えるのです、それは婚姻等に関する日本国憲法第24条2の「個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定されなければならない laws shall be enacted from the standpoint of individual dignity and the essential equality of the sexes」と使用されているからです、
本作で語られるDignityと日本国憲法で規定されている Dignityがはたして同じものなのかちょっと考えてみるのも一興でしょう、
私は映画が語るディグニティはあくまでも努力で獲得するもの、そして他人が認めることで成り立つものであり、憲法第24条のディグニティは人が生まれながらにしてもっているような性質を指しているようにかんじるからです、 何故こんなことを考えてしまうかといえば、卑近な例を挙げればデビ夫人にはかろうじてまだディグニティがのこているが叶姉妹はいくら努力してもディグニティを獲得することも不可能、より大きな例をあげれば、400年前徳川幕府成立によって天皇家のディグニティは権力のない尊厳になったがそれでも天皇家のディグニティは否定しようがないなどと考えているからです、最近流行のリスペクトという言葉はいたずらにプライドばかり高く繊細で傷つきやすい自我を必死で防衛したい弱弱しさを感じさせ、本作のジーン・ケリーが語るディグニティのようなタフさを感じなかったりと、
雨に唄えば [DVD] FRT-089
1950年代MGM製作ハリウッド・ミュージカルの傑作。
テーマが映画産業のサイレントからトーキーへの移り変わりと分かりやすく、
それをめぐって恋愛あり、ユーモアありでとにかく楽しい。
見どころはやはり、ジーン・ケリーが雨の歩道を踊る場面からのダンスシーンですが、
それだけではなく、随所にダンスの楽しさを見ることができます。
また、この年代の特徴である大掛かりなセットも見もの。
これを今作るとなると、たぶん当時の状態をCGなしで再現するのは難しいでしょう。
何度見ても飽きない名作です。
Singin' In The Rain: Original Motion Picture Soundtrack
やはり映画を一度見た事がある人にはたまりません。
映画のシーンを彷彿とさせるだけでなく、
やはりこの映画につまった音楽には、類まれな美しさ、軽快さ、
ミュージカル全盛期の迫力を感じさせるものがあります。
音質の点で言えばやはり古いと感じてしまうのは否めませんが、
その古さにも、なんとなく昔らしさがにじみでて、
あのミュージカルスター達の輝きがよみがえってくるようにさえ感じられます。
この中でも素晴らしいと思うのはやはり
"Moses"ジーン・ケリーとドナルド・オコナーのわくわくするような
英語の掛け合い、これはいわゆる「早口言葉」を歌にしたものなので、
非常に彼らにとっては言いにくい歌詞であるにも関わらず、
見事に仕上げているのは、さすが。
&q!uot;make 'em laugh"では、ドナルド・オコナーの軽快なダンスが
目の前に浮かび上がるような曲で、この曲も私のお気に入りです。
また、"Good morning"では、上記の男性二人に加えて、デビーレイノルズの
特徴的ながらもかわいらしく美しい歌声で、
爽やかな三人の掛け合いが、実に朝にピッタリな楽しいナンバーになっています。
またオーケストラだけの曲でも、曲自体のレヴェルが非常に高いので
聞いていても心地よく、やはりミュージカルの黄金時代の一作品だと
思わせるものであります。
しかし、忘れてはならないのは"Singin in the rain"でしょう。
おなじみのメロディーで、懐かしくもあの時代においては新しい考え方を取り入れた、
「愛の喜びと雨」を関連づけさせた歌詞は、現代においても心響くものがあります。
ディズニー・ハートウォーミング・ウェディング
ディズニー映画を彩ったスタンダードナンバーをはじめ、『結婚行進曲』や『ラヴァーズ・コンチェルト』などのクラシック曲、『エンターテイナー』『ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ』などの映画音楽など、幅広いジャンルから結婚式にぴったりのBGMが収録されている豪華なアルバムです。しかも、「新郎新婦入場」「ケーキ入刀」など、その場面にぴったり合う音楽で、これならいちいち頭を悩ませなくてもOKです。
ピアノやオルゴールなど癒してくれるサウンドなので、結婚式だけではなくムード音楽にしてもぴったり。私は夜、寝る時やリラックスしたい時にもお世話になっています。