魔人探偵 脳噛ネウロ 1 [DVD]
大好きな漫画だったので、アニメになると知った時は凄く嬉しかったんですが…。
ここまで原作を変える意味が分からないです。
ネウロはいきなりいるし、ネウロは何者なのか?とか、何故「謎」を食べるのか?等いろんな疑問があるまま勝手に話が進んじゃいます。
原作未読者は完全に突き放されてしまったのではないでしょうか…?
しかも一話目が至郎田の話なんて…ドーピングコンソメスープを早くやりたかったからとしか思えません。
弥子の父親の事件を後回しにするのは最終回のためなんでしょうか。
2話目と3話目はオリジナルですが、2話は正直面白くないです。
謎でも何でもない事件に、あまり狂気が感じられない犯人…それ以前に顔も知らない相手をどうやって殺すのか分からないんですが。
3話目は割と楽しめました。
流石に原作のブっ飛び方には及びませんが、それでも原作ファンも納得できる範囲だと思います。
ゲストで声優に参加したキャイ〜ンの天野さんが上手すぎて驚きました!
原作の面白さをあまり生かせてませんが、作画は割とキレイだし、声優さんも豪華なので興味がある人は買っても損はないと思います。
ただ、原作未読者にはあまりお勧めできません…。
魔人探偵 脳噛ネウロ 6 [DVD]
原作で人気のある長編エピソード「電人"HAL"編」が収録されています。
原作で単行本3冊ちょっとかけた話をわずか4話でやっているのですから、省略されているシーンが他エピソードの比じゃないです。
でも重要な部分は押さえているので、割と上手くまとまっています!
恐るべき巨悪「電人"HAL"」が動き出す16話。
"芯"のない不自然な放火犯。そして観た者を犯罪者に変えてしまうという電子ドラッグ…。
放火犯登場、電子ドラッグの存在、春川殺害…と凄く展開が速いので注意。
中でも春川は登場した直後に殺されるので、印象が凄く薄いですね…。
時間的に仕方なかったんでしょうが、14話で春川を出さなかったのはやっぱり痛い。
それと、"芯"のある犯罪者とない犯罪者の違いの説明をした直後に、"芯"のある犯罪者の筈のヒステリアと百舌貴康が電子ドラッグ中毒者だった…ってのはどうなんでしょうか。
毎度おなじみの豹変シーンは結構良かったです。
ネウロがHALの謎を食べる為、防護プログラムを守る人物と戦う17話。
「銃殺願望」に気付かされた朝永と、過去のトラウマを付け込まれHALに操られるヒグチとの対決。
全体的に無難な出来。江崎との対決シーンが無いのは残念ですが、カーチェイスシーンは結構スピード感がありました。
朝永戦でネウロが魔界能力を使うシーン、何故だかダサくなってます(笑)
18話ではヒグチの過去が明かされ、弥子がHALのパスワードを解く為に奮闘します。
ヒグチの過去はネット社会への皮肉でしょうか。
人気の魔帝7ッ能力「深海の蒸発」も登場します。
気になるラストは次巻で。
どうしても気になったのが、ヒグチの声。
個人的に合ってなさすぎなんですが…。
魔人探偵脳噛ネウロ 23 (ジャンプコミックス)
最初から最後まで一貫性のある、完成された素敵な作品です。
初めて読んだときはそのシュールさというかB級感にびっくりしました。だって、犯人変身するんだもの。(比喩?表現方法?唖然としたけれど、なぜかハマる!)探偵といっても推理ではなく魔人の能力で解決だし。でもなんだかずっと好きでした。
(B級感と書きましたが、コミックの折り返しで作者がB級映画が好きだと書いてらっしゃいました。いい味だしてます)
最終巻を読んで、ますます好きになりました。奇をてらったものでも感性をぶつけただけのものでもなく、しっかりと完成されたひとつの物語でした。
1,2巻を読んでちょっと展開についていけないわ、と思った方、完結を機会にまた手にとってみてはいかがでしょうか。画面は最後までぐろぐろしい(笑)のに、さわやかな読後感でした!大好き!
DIRTY
アニメ「魔人探偵脳噛ネウロ」の主題歌であり気になっていた一曲です。
感想はこの曲は序盤の雰囲気とサビの部分が全く違うって感じがしました
なんか聞いていて「サビはこういう感じかな」と予想してら、思ってたサビと全然違うって感じです。
サビ自体もサイコーなのでそのギャップが逆に良い感じで聞いた時の満足感を引き立ているって感じです。
ナイトメアは前回の「デスノート」の時今回の「魔人探偵脳噛ネウロ」同様アニメとタイアップするとジャケットが主題歌のアニメのイラストになるのがスゴク嬉しいです。
ただ一つだけこの曲の短所をあげると歌にはいるまでの44秒は長いですね、3分52秒しかないので、もっと長く聞きたいと思った自分にとってはもったいないなと思いました。
でも曲はサイコーなので☆5つです、気になる人はぜひ聞いてみてください。
魔人探偵脳噛ネウロ 1 (ジャンプ・コミックス)
*正直、好き嫌いがでる絵だと思います。でもそれを気にさせない程の面白さがこのマンガにはあります!!
*題名からして推理物をご想像の方が多いかと思いますが、それは正解でもあり間違いです。
作者も単行本コメントで言っている通り、《推理物の皮をかぶった単純娯楽マンガ》です。ただ、単純とはいえその芸の細かい事細かい事!!読んでいて(凝り性な作者だなー)と思わざるをえません(笑
そして主人公ネウロと弥子の関係が非常に愉快です!!「どんな風に」とはネタバレるので書けませんがこんな悪な主人公ジャンプマンガでありなのか!!って感じです。私は病み付きになっちゃいました。
*個人的には小学生より中学生以上向きかと。皆さんも不思議な空気流れるマンガ、魔人探偵脳噛ネウロをどうぞ読んでみてください♪