Fairport Convention: Beyond the Ledge [DVD] [Import]
普通のトラッドのバンドかと思っていたけど、色んなジャンルの曲をさらりとプレイして、なかなか格好いい。
中でもリック・サンダースのフィドルが凄いです。最近、コアーズとかみたいにヴァイオリンを取り込んだ音楽って増えてるけど、フェアポートはまさにオリジナルという感じでした。
自分で音楽をやってる人には是非おすすめのビデオです。
Unhalfbricking
69年発表の3rd。イアン・マシューズが脱退して彼らの黄金時代の幕開けとなった作品。前作までは良い曲は多かったものの、やや散漫な印象がありトータル的な味わいという意味では若干ポイントが低かったと思う。本作では彼らのイメージ通りのエレクトリック・トラッド/フォーク的な曲で統一されており、完成度が高まったと思う。ゲストで参加して後に中心的なメンバーの一人になるデイヴ・スワーブリックのフィドルがこの作品の味わいを増しており、既にこのグループのカラーになっている。リチャード・トンプソンの曲が2曲、サンディ・デニーの曲が2曲、ボブ・ディランの曲が3曲で、後に彼らのオハコとなるトラッドのアレンジは4.のみだが、味わい深さという意味ではどの曲も互角だと思う。格調の高さと相成ってややアクが強い印象があるので、一聴しただけでは良さが分からない可能性は否定できないが、彼らの持つ独特の音楽性は魅力的。色々な音楽を聞けば聞くほど輝いてくる。琥珀のような鈍い光が良く似合う。
Liege & Lief
フェアポート・コンベンションの4th。1969作
バンドの代表作であり最高作とも言われているこのアルバム、
歌姫サンディ・デニーの表現豊かな歌声に、アコースティックギターと
ヴァイオリンが絡みつつ、ドラムも入ってくると聴きやすいフォークロック風にもなる。
今で言うBLACKMORE'S NIGHTにも通じる雰囲気があり、年代的な古くささは感じさせない。
名作というにふさわしい内容のアルバムだ。リマスター盤にはボーナス曲も追加収録。
Fairport Convention
Youtubeで、本作に収録の"Reno Nevada"(全く同じテイクです)の映像を見かけましたところ、ちょっとイカした感じの女性シンガーが歌っており、それがJudy Dybleであると知って、注文致しました。ちなみにこのJudy Dybleという人、King CriomsonのIan MacDonaldの元カノだったということで覚えておりました。
このFairport Convention第1作、駄作ではありませんが傑作とも言えない感じです。フォークロックを極めたいのか、サイケデリックをやりたいのか、Byrdsになりたいのか、トラッドなのか、未だ模索中といった印象です。しかし、JudyのいるFairportを聴くなら本作しかありません。バンドの中心という印象はありませんが、透明感溢れる歌声を聴かせてくれます。個人的にはやっぱり"Reno Nevada"が一番いいかなあ。でもこれボーナス・トラックなんすよね。
Fairport Convention: Beyond the Ledge [VHS] [Import]
普通のトラッドのバンドかと思っていたけど、色んなジャンルの曲をさらりとプレイして、なかなか格好いい。
中でもリック・サンダースのフィドルが凄いです。最近、コアーズとかみたいにヴァイオリンを取り込んだ音楽って増えてるけど、フェアポートはまさにオリジナルという感じでした。
自分で音楽をやってる人には是非おすすめのビデオです。