スポーン [DVD]
前半は素晴らしい!
CMで幾度と無く使われた、スポーンの飛び降りシーン(マントのなびきがカッコいい)、
そして警察との銃撃戦。とてもテンポが良い。
しかし、後編、何か地味。終わり方も中途半端な感じ。剣の親父の存在も謎。消化不良。
多分、それは戦いが少ないせいだと思う。実質、悪魔の敵1匹としか戦ってない。
ヘルボーイのようにもっといろいろ戦って欲しかった。
軍団の司令官なんだから、部下はいっぱいいるはず。
また、親玉のCGが酷い。あれじゃPS2レベルだ。
だけど、スポーンの見せ場はいろいろ工夫されていて良かった。
目の緑色の光が妖しく、体から伸びる鎖は普通にカッコよすぎ。
バイクから降りた後の立ち方も最高にクールだった。
結果、監督は決して才能が無いわけではないと思う。スポーンの見せ方も良かったし、
演出もスピーディーで、クールで、作品のダークな特徴を捉えていた。
ただ、時代が早すぎた(映像技術面で)のと、脚本があまり良くなかった。
この監督に、最近のアメコミ作品並みの多額の予算でもう1度撮らせて欲しい。
DVDはこの値段では買い。だが、Blue-rayを待った方が良いかもしれない。
美女と野獣 スペシャル・リミテッド・エディション【字幕版】 [VHS]
ミュージカル作品として傑作です。音楽などがすごくいいです。
音楽だけでなくストーリ展開が面白いです。感動するシーンというのは最後のほうに多いのですがこれは、途中でも感動します。もちろん最後も感動します。
一度見た人は音楽にながされて感動すると思います。映像がなくても、音楽を聞いただけでそのシーンがよみがえるのです。
ここまで好きな人がひとりでもいる作品です。是非一度みてください。見ないと良いところも悪いところもわかならいからです。
ジョン・レノン:スウィート・トロント~プラスティック・オノ・バンドfeat.エリック・クラプトン【リマスター版】 [DVD]
音源の一部は以前から聞いていましたが、映像を見るのははじめて。
急遽の出演で、リハーサル不足は否めないが、ビートルズ時代からのフェイッバリット、”Money”、そして、アイドルバンド「ビートルズ」への不満をぶつけた”Yer blues"の2曲は最高なんではないでしょうか。
ただし、僕の聞いていた”Yer blues"はヨーコの声がカットされており、この映像を見て、あらためてどのようなパフォーマンスかを知ることができました。
この映像を見て思うことは、エリック・クラプトンの立ち位置。
当日の朝、出演を渋るジョンを説得し、ステージに立たせたのは、エリックだといいます。
映像を見ると、時折戸惑ったような、空虚な表情を見せるジョンに対し、エリックは、なにかに挑みかかるかののようにギターをかきむしっています。
おそらく、エリックはミュージシャンとしてのフラストレーションを、この演奏に叩きつけているように感じます。
ラストのヨーコのパフォーマンスにおいては、ギターをハウらせ、フィードバックさせながら、我を忘れてギターをひっかきまわしています。
エリック・クラプトンが、この後もプラスティックオノバンドとして、レコーディングに参加していることを考えると、彼がいかに、ジョン・ヨーコのプロジェクトに執心していかが、伺えます。
賛否はともかく、一度は観てみたい映像ではあります。
ラムシャックルド - RAMSHACKLED
発売当時から、ずっと聞き続けています。
ワイルドなボーカルや凄いベースとドラムのリズムセクション!
イエスでは聞けない素晴らしい演奏を全編展開する!この頃のメンバーのソロ作品の中で、ダントツにこの作品が好きです!