KEEP ON,MOVE ON
シングルがいっぱいだけど、アルバム曲はいいだろうなぁ〜と思い購入しましたが、ちょっとくどいなっていうのが正直なところです。中だるみしている気がします。前作「YOU」の勢いが好きだっただけに、ちょっと肩透かしを食らった感じがしています。
「四人」は何も知らずに聞いたら感慨深い歌なのでしょうが、アルバム発売前にトータス氏がラジオで「『三人』と『サニー』って音の響きが似てるから言いたかっただけ。あとの詩はこじつけ。別に深い意味はない」という話を先に聞いてしまっていたので、なんだか、興ざめでした。
熱闘甲子園のうた~夏の高校野球応援ソング
2000年くらいからのテーマソング集ですね。
ただ、西浦さんのやさしさに変わるまでを入れるなら、そうだろうと迷わずにも入れて欲しかった。
近畿地方以外では馴染みがないかもしれませんが、高校野球中継の歌といえば西浦さんです。
あと、夏川りみの君よ8月に熱くなれ、我那覇美奈の8月の風、馬場俊英のスタートラインなど
挿入歌やエンディングテーマも入れてほしかった。
最近の熱闘はつまらなくなった気がしますが、2000年代前半の熱闘はよかったし、
これらの歌を聴くだけで熱くなります。
KEEP ON,MOVE ON
10年ぐらい、彼らの曲から遠ざかってましたが、
CMで「泣けてくる」を聞いた時、凄く聞いてみたくなりました。
フルで聞いた時は本当に泣けてきそうになり、歌詞が心に突き刺さりました。
そして、先月リリースされたシングル
「たしかなこと」を聞いて、更にやられました。
この2曲、何故か今の自分にはたまらないのです。
きっと昔の自分では理解できなかった曲なのではないか?と思います。
年を重ねたからこそ、理解できる・共感できる曲なのではないかと思います。
両曲ともミディアムテンポの曲ですが、程よくロックしている感じもグッときます。
もっともっと掘り下げて聞きたくなり、
両方収録されているこのアルバムを予約しました。
まだアルバムを通しで聞いたわけではないのですが、
期待度も含めて★5つにしておきます!!
10th Anniversary Songs~tribute to COIL(初回限定盤)(DVD付)
”ハタクヤ”の「ラーメン’95」と「64」が聴きたくて購入しましたが、
どれもアーティストと選曲が絶妙で、楽しめました。
お目当て「ラーメン'95」は秦の声とドンピシャ、
切なさが増し、素晴らしい一曲に。
あと、スガシカオの「LOVELESS」は必聴!
全アーティスト、曲を自分のものにしていて
オフィス・オーガスタの底力を見せつけられました。
恐るべし。
ずっとここから
川上ジュリア本人が“熱闘!高校野球マネージャー”を務めた、
2011年のABC朝日放送・夏の甲子園統一テーマソングです。
そういった事もあってか、この曲は目線的には野球部の女子マネージャーか、あるいは高校球児の彼女。
もしくは球児に片思いしていたり、そこまではいかなくとも、でも一人の球児を
この先もずっと応援していたいという子の気持ちを歌っている…といった感じでしょうか。
悪くはないと思います。
むしろ過去の甲子園統一テーマソングを見ても、こういった目線の曲はそう多くありませんから、新鮮味を感じて私は好きです。
それに女子マネや彼女目線だけではなく、これまでずっと甲子園を目指してきた彼ら球児達を
影で支えた父兄の方々も同じような気持ちで見守っているのだという点も考えると…
もう野球を愛するすべての人に、その気持ちが通じている事が詰まった曲に、仕上がっていると思います。
カップリングの「君よ八月に熱くなれ」も、いい感じです。
原曲は高岡健二で、西浦達雄、夏川りみなどそうそうたる面々がカバーしていますが、
川上ジュリア版もなかなか味がありますね。
もう一つカップリングの「キミといた証」は、映画『魔法少女を忘れない』の主題歌。
これまでJURIAN BEAT CRISIS名義で聴き慣れてきたファンにとっては、
馴染みのあるサウンドとなっている感じでしょうか。
高校野球マネージャー就任以降、2ちゃんや公式MVがアップされているYouTubeのコメント、さらには本人のブログのコメント等にまで結構叩かれていますが、
「コイツらちゃんとわかって発言しているのか?」というのが、レビュー当人の本音です。
確かに過去の甲子園統一テーマソングを聴けば、
その年それぞれの夏が彩られています。
今年2011年の川上ジュリアも、同じです。
目を閉じて「ずっとここから」を聴けば、思い浮かぶ情景が…
歓喜でマウンドに集まる西東京・日大三高ナインの姿と、
東日本大震災の被害に負けずに最後の最後まで力を尽くした、青森・光星学院ナイン。
この一瞬一瞬に湧き上がる、甲子園球場のスタンドのお客さん。
…ほら、ちゃんと2011年の夏が彩られていますでしょ?
そんな悪評にも負けずに頑張ってほしいと願っているのが、
デビュー以降からのJURI☆BEファンと、
「ずっとここから」をきっかけになった新規のファンです。
今後は『川上ジュリア』としていくのか、
それともこれまでの『JURIAN BEAT CRISIS』の名義を続けていくかはわかりませんが…
高校球児同様、未来ある彼女のこれからの活躍を、私は期待しています!