八戸から愛をこめて 藤川優里の“美人すぎる市議”奮闘記
父親の県議選落選のとき集まった支持者たちをそのままほっておけない、という気持ちから八戸市議選に立候補した著者。選挙準備不足にも関わらずトップ当選したプレッシャーは当然のことと思う。「美人すぎる・・」で人寄せパンダ状態だったが国政選挙にでず地元を選ぶ点彼女は地元のことを考えている。
著作として優等生な文章が続き前半面白くないと感じたが、葉っぱビジネスで有名な上勝町や、「縮小社会は避けられない(P185)」や「町内会を見直し、地方に活力を(P186)」、「畜産業は雇用を創出する(P212)」などの章はよかった。
また「実現力のある市議を目指して(P182)」の、”政治家にとって大切な事は実行力以上に実現力。議場では何もせず、公民館で有権者の方と握手をし、葬儀にばかり出ているのは実現力とは言えません。確実に成果を出すことです。(中略)必要なのは即効力と実現力です。だからこそ、もっともっと勉強することが大事なのです。これは私のモットーになっています。”という部分に真剣さがのぞく。
藤川ゆりDVD love navi 八戸
彼女が出て来るまで八戸といえば東北新幹線の終着駅があるというぐらいの認識しかなかった。市議会議員として八戸を私のような一般人の認識を高めさせた功績は大きいい。また被写体にもそれだけの実力がある。
これからもスリーサイズを公表するぐらいの気概をもって頑張ってもらいたい。