イラストでわかる 新版 知らないと損する労働者派遣法 (Illustrated Guide Book Series)
身に覚えのあることが書かれていて中々楽しかった。
おそらくは自身がSEという特殊な雇用形態の職であるが故にだろうか・・・
あまり意識はしてきませんでしたが「給与」とはどのように貰えるのか?
ということを少し学べた気がします。
勿論「働く」というは当り前の話で、「労働」の対価としての給与なのか、
それとも「成果」の対価としての給与なのか。
同じように働いてもそれらは「契約」により名前が変わってしまい、
(前者を「派遣契約」と言い、後者を「請負契約」と言う。)
勿論、補償等の内容も変わってきてしまう。
上司に契約というものについて少し勉強しろ、と言われて読んだ本ですが、
最近話題となっている「偽装請負」にも通じる内容が学べてよかったです。
ちなみに本書の内容は、フリーや派遣社員になって困ったとき、
「どうすればいいの?」という事が書かれています。
ただその内容は「〜〜は違法です」とか「〜〜に相談しましょう」という
もので詳細に書かれているわけではないので、疑問に感じた時の判断基準
程度に使うと良いかと思います。