Winners 2 ~アカデミー賞で聴くクラシック(国際映画祭)~
このアルバムの個性は、何といってもカラーブックレットの魅力だ。
収録曲の関連映画のDVDジャケット、そして、いろいろな
映画の歴史データを収録している。
モーツァルトのCDを多く発売されている現在、こちらも多く収録しているものの、かえって、ほかの作曲(バッハ)などを引き立てる感じとまで聞こえる曲のクオリティーである。
冒頭の「愛のよろこび」は、テレビCMでもよく使われる曲で、
プレスリーの「好きにならずにいられない」の限局である。
癒されるヴァイオリンの音色のこの曲を始め、
名曲、名演奏を凝縮している。
アカデミー賞だけでなく、「かくも長き不在」などカンヌ受賞作でもとりわけ名画と称されるもの、それに使われている曲だから、
クラシックを叙情的に楽しむには格好のアルバムだ。
去年マリエンバートで [Blu-ray]
豪華絢爛な館も書き割りみたいな脇役たちもシュールなストーリーも素晴らしいんだが、
いかんせん主役のオッサンが大地康雄みたいでイマイチ感情移入できなかった。
もう少しすっきりした二枚目をもってきてればまた違った印象だったのかもしれないが、
これでは気色悪いストーカーにしか見えない。そこだけが残念だった。
去年マリエンバートで HDニューマスター版 [DVD]
タイトルだけは以前から知っていたものの、こんな凄い映画だったとは。
ただの不倫映画と思っていたよ…。
すばらしく幻想的で美しい世界でした。(興奮!)
これは何度も楽しめそうです。