星雲仮面マシンマン VOL.3 [DVD]
最終巻ということで、地味でほのぼのしたこの作品なりにも盛り上がりを見せます。
なかでも「好き!好き!真紀」は作品随一の好エピソードです。
ほれ薬?をのんだ悪の組織の幹部がヒロイン真紀さんを強奪して結婚をせまるという他愛も無い話なんですが、マシンマンは通常の時間より早めに敵のアンドロイドを破壊して、素の人間にもどり真紀さんを助けに行きます。苦戦の末、真紀さんと抱き合うのですが、傷を触られイテテという王道のオチで締めくくります。
この関係が最終エピソードを感動的なものにしているんですが、かといって軽薄でなく、異星人に地球人(日本人)が忘れた心を教えられるというこの作品の主題めいたものが見える気がします。
素材辞典 Vol.70 星空と宇宙編
図鑑などでみかける星雲・星団の画像や彗星、月と景色の画像、ハッブル望遠鏡が捉えた深宇宙の中の天体画像、
美しい景色と星空をあわせたいわゆる「星景写真」と、幅広い天体画像のイメージが納められています。
星景写真も、星空が思い切り主役!なものもあれば控えめなものもあり、用途によって選びやすい素材が
揃っていて、これひとつ購入すればある程度は事足りてしまうかもしれません。
さすが素材辞典シリーズ!というカンジですね。
星雲仮面マシンマン VOL.2 [DVD]
子供の頃見た中で、一番ダサくて一番好きなヒーローです。1巻の冊子に記載されている石ノ森先生のこの作品への思い入れや、2巻の冊子に掲載されている石ノ森先生の原画を見て、またまた好きになりました。考えてみると機能的な変形マシン、可憐なヒロイン、勇壮なテーマソングと音楽、というふうに非のうちどころがありません。中でも特筆したいのは、戦闘員の邪魔しない戦闘シーンです。何故毎回やっつけられている戦闘員を懲りずにぶつけてくるのか?悪の組織の知能を疑うわけですが、この作品の敵はほぼ一人(もしくは一体)。そのため
息もつかせぬスピーディーかつ騎士道精神にのっとった闘いを見ることができます。同時期の宇宙刑事に比べて明らかに低予算な作品ですが、それを逆手にとって、ヒーローとは装備や背景ではないということを雄弁に語ってくれている名作だと思います。
星雲仮面マシンマン VOL.1 [DVD]
さすが石ノ森氏というしかない。
マシンに乗ってるからマシンマンって命名。
塚田きよみ扮する役の女の子がそう言って
命名しちゃうあたりは、ロボット8ちゃんや
バッテンロボ丸の流れっぽい。
こういったコミカルさがのちの不思議少女
系に受け継がれてく訳でしょう。
(宇宙刑事シリーズはそのままメタルヒーロー系
になっていったように)