1/12 ネイキッドバイク No.56 Honda エイプ50 【接着剤不要】
塗らなくてもカッコいいバイクが出来上がりますよ!
ただ説明書が間違ってたりやや不親切に受け取れたので減点。 入門用としてはかなりオススメ。ランナーも最低限塗ってあるしアンダーゲートとクリアーパーツも嬉しい所。
プラモの制作レベルは低い私でも仕上がりにおいては大変満足しております 各種塗料を揃えたらまた同社のキットを組んでみたくなりました!
舞台『switch』 ~naked ape:Saki Otoh & Nakamura Tomomi~ [DVD]
BLコミック「switch」の舞台のDVD。
原作のカイがswitchのカギであると判明する部分までが舞台化されている。
宣伝ではイケメン俳優多数と書かれているので一見キワモノでつまらないと思われる作品だが
実は原作、演出、構成、俳優が化学的反応を起こして名舞台になった稀有な作品である。
過去を探す主人公のカイ&ハルに新人俳優をあて
その周りの大人たちにはベテラン俳優で固めた配役。
真実を探す若者と事情を知りそれぞれの立場で見守りまたは暗躍する大人の対比。
深海のような闇の底で徐々に明らかになる「switch」の謎と意外な真実、
執着、純粋さと裏切り、
そして終末に向かう危険と隣り合わせの明日へと。
原作を知らない人間でも楽しめ(そして原作を読みたくなる)、続編を期待させる舞台。
DVDに編集された演劇はつまらなく思えるのが普通だが
この作品では思い切ってテレビドラマのようなカット割りで編集されていて
映像で見ていても違和感がないどころか人物と状況が
刻々と変わるクライマックス近くでは却ってDVDの方が臨調感が出ている。
アングルも観客席からでは見えないカットもあって
劇場に足を運んだ観客が視聴しても飽きさせない映像になっている。
劇中「まずい」と思った演出もDVDでは思い切ってカットしてある潔い編集。
キャラクターも個性的で明るいプロ集団「麻取」と
都会の深遠に漂いながら広がる麻薬組織「龍玄」の対比は見事で
その狭間に浮ぶ「switch」に関わる人物は皆魅力的である。
特に劇中で両組織のトップの比企さんと沢木氏はいい、よく締めてくれる。
クライマックスを迎えつつある(?)「switch」だが
是非原作終了後、同じスタッフと俳優で舞台完結編をやってほしい。
余談だがこの舞台は個人的にR15指定。
沢木とアカハのエロスティックと外道ぶりは凄すぎるも必見。