スリー・キングス [Blu-ray]
10年以上前の作品のせいか画質・音響ともにブルーレイの効果は認められませんでした。主役3人は不真面目な役をまじめに演じており最後までストーリーに入り込めましたが、残念ながらブルーレイの保存版よりDVDのレンタル向きかなという印象です。
ザ・スリー・キングス(8)アルバート・キング アイ・ウォナ・ゲット・ファンキー
アルバート・キングといえばB.B. キングのギターのES-345"ルシール"にあやかって自身のフライングVを"ルーシー"と名づけたり、ライヴ中にギターの音がいまいち気に入らないからといってアンプの全てのつまみをフルにしてしまうような豪快な大男です。
更に自身がドラマーだったこともあり 、リズムには口うるさかったことで有名で、アルバートのバンドを辞める頃にはドラマーは皆、うまくなっていた!なんて逸話もあります。
そんなリズムにうるさいアルバートがファンク・ブルースをやればこうなります♪
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Albert King 『I Wanna Get Funky』
1. I Wanna Get Funky
2. Playing On Me
3. Walking The Back Streets
4. Til My Back Ain't Got No
5. Flat Tire
6. I Can't Hear Nothing But
7. Travelin Man
8. Crosscut Saw
9. That's What The Blues Is
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タイトル曲の#1で渋く始ります♪
が、しかしその曲名とは違い予想外の(?)スロー・テンポのマイナー・ブルースです。
こってりとファンクです♪
渋い!!
しかし#2からはアルバートの必殺2音チョーキングが炸裂するノリのいいファンキーブルースです♪
起伏のないスモーキーなボーカルが返ってこういった曲調にあっています。
どこまでも渋く攻めますね。
このアルバムの一番の聴きものはなんといっても名盤『Born Under A Bad Sign』でもやっていた#8の再演です。♪
ミッド・テンポでファンキーなギター・カッティング(恐らくスティーヴ・クロッパーかな!?)に乗せて
アルバート・キングがスモーキーに歌います♪
ちなみにこの曲のオリジナルはTommy McClennanのカントリー・ブルースで、全く違った雰囲気です。
原曲とはまた違ったファンキーな演奏がかっこいい♪
ジャケも含めて渋いアルバムですね♪
スリー・キングス 特別版 [DVD]
マッシュを越えると評判の湾岸戦争版独立愚連隊映画ですが
やっぱりハリウッド、刺はあっても毒はない。
でも、なかなかえぐくて良いです。
アメリカもフセインも笑い飛ばして、DVDのおまけも笑えます。