ドールハウス BOXセット [DVD]
特典の「ドール達の浴衣で本音トーク」「第1話コメンタリー」ともに爆笑の連続でした。初めての試みの多かった作品を、時には自分達でもツッコミを入れつつ本当に楽しい雰囲気で作っていたんだなぁ・・と見ていて嬉しくなる内容です。オンエア当時もこういった様子をもっと知りたかったと思いました。
特にコメンタリーでの松下さん達4人のやりとりは何度聞いても楽しいです。画面には超クールな礼子さん、でも音声の松下さんは絶妙なタイミングでツッコミを入れまくり、ユーモアたっぷりに裏話を語っているというギャップも面白い。ミカ役の安達さんも同様で、笑いの絶えない話ぶりから、役柄と作品への愛情が伝わってきました。
他にも「全ダンスシーン」「スポット集」「メイキング(番宣番組を再編集したもの)」など見応えのある特典が収録されています。欲を言えばクランクアップの映像なども見たかったのですが、魅力的な登場人物たちにまた逢いたい、と願うファンにとっては嬉しい話が聞かれたこともあり、大満足の内容でした。
よい子の味方 新米保育士物語 DVD-BOX
おじいちゃん先生みたいな男の保育園の先生になるっ!
そんな小さい頃の夢を大人になって叶えた鈴木太陽先生
正直、期待はしていませんでした。
ギャグ感覚で終わってしまうだろうと考えていた
私の考えは大きく崩されました。
ドラマを見て初めて涙して作品です。
「おじいちゃん先生がいなくなったら俺はどうすればいいんですか?」
そんな弱気な台詞を口にしながらも
自分らしく子供と接していく太陽先生。
そんな様子を見てたまには1人で泣いてみるのもどうですか?
振り返れば奴がいる DVD-BOX
1993年にフジテレビ系列で放送された作品です。織田裕二さんというと『踊る〜』のイメージが強烈なのですが、彼の出演作では間違いなくベストだと思っています。脚本はいまをトキメク三谷幸喜さん。
はじめは織田さん演じる「不良医師」と石黒謙さん演じる「正義漢&爽やか系医師」の対立構造といういわば勧善懲悪スタイルでストーリーは展開しますが、石黒賢さん演じる石川が病にかかる頃から何となく互いの印象が変化し、物語が急展開します。織田さん演じる司馬は実は言われるほど悪人ではないのでは? いややっぱり悪徳? そんな思いが彼の幼少期での描写や鹿賀丈史さん演じる医局長、そしていまや引退した千堂あきほさん演じる昔の恋人などの言動・回顧シーンから巻き起こってきます。一方、病に冒された石川は「打倒、司馬」のみが生き甲斐のようになってしまい、次第に自分を見失っていきます。病の進行も手伝って爽やかさなどとは縁遠い陰湿な人相に。そして感動のラストと、土壇場になっての衝撃の暗転…。「序破急」ではありませんが、展開のどれをとっても無駄打ちがない素晴らしいドラマです。いまやすっかり貫禄がついた松下由樹さんの若かりし姿も注目です。
さてテレビの連続ドラマの脚本が初体験だったという三谷幸喜さんは、実は現場で何回も脚本の書き直しを命じられて、ほとほと嫌になったそうです。彼のオリジナルはどんな内容だったかは今となっては知るよしもありませんが、この作品に限っては現場監督の判断が正しかったのだと思います。あの衝撃のラストシーンもオリジナルには予定されておらず、急きょ追加されたとか。もう出番がないものと思っていた西村雅彦さんは急に呼び出されあのシーンが誕生したそうです。もちろん不可能なことはわかっていますが、許されることならオリジナル脚本による別テイクを見たい気もします。たぶん、そんなに面白くないと思います(笑)
ナースのお仕事3(5) [VHS]
このビデオは、とてもいいです。
なぜなら、いずみちゃんと高杉先生が結婚するのですから!
幸せそうな2人をみていると、心が癒されます。
ドジシーンも満載でおもしろいですよ。
相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン 豪華版BOX (数量限定生産) [DVD]
今年でシーズン7を迎える朝日テレビ系列の刑事ドラマ『相棒』が劇場版で登場。興収44億円の邦画ヒット作で、2008年上半期邦画ベスト1となっている。
ドラマ版のシリーズは殆ど見ていないので、登場人物一人ひとりにニンマリすることはないが、豪華なキャスト陣は中々のモノ。特に水谷豊と岸部一徳の掛け合いは何気ないシーンにも、ぐいぐい引き込まれる求心力があり、それだけでも見ごたえがある。
テレ朝の刑事ドラマは昼ドラと同じような習性をもっていると個人的に思いこんでいる節があるので、『はぐれ刑事純情派』を見る年配の水戸黄門イメージが払拭されないのは確か。多分この先も見ることはないだろうと思う。映画版はそれを変えるだけの力があったとしても、それはルパンにおける『カリ城』に過ぎないと。
作品は丁寧に作りこんではいたが、『相棒』の下敷きがあってこそ楽しめるキャパシティから抜け出してはいない。暑苦しく勢いだけの寺脇康文や周囲の刑事が仰々しい演技を披露するので、どうも物語からブレてしまう。視聴率15%を安定してとる人気作だけに、イメージ脱却はあえて避けたか。
また、今回の豪華キャスト陣の中、ミスキャストと思えたのは真犯人役の○〇。ネタバレがあるので、あえて名前は伏せるが演技云々の前に脚本から大きく逸脱しているのでは?実際見ていただければ違和感を抱かずにはいられないだろうと思う。ヒントは体型。あと、柏原崇は可哀そうな役。最近見ないと思ったら随分な扱いだなぁ。
来春には踊るシリーズのようにスピンオフも作るらしいが、あんまり胡坐をかいてると本家を潰しちゃいますよ。
お恥ずかしったらありゃしないなんてことにならないようにw