Sori Yanagi a designer―日本が誇るプロダクトデザイナー、柳宗理に会いませんか? (Magazine House mook)
デザインの分野で、世界的な水準で高度な仕事を続けてきた柳宗理への最良の入門書。
特にビジュアル面が充実しており、バタフライ・スツールをはじめ、東名高速の防音壁からカラトリーに至る、代表的な仕事が網羅され紹介されている。
また本人へのインタビューも実に興味深い内容となっている。「健全でない社会は不健全なゴミばかりを生み出している。日本に、もし、健全なデザインが少ないとしたら、やっぱり社会が健全でないということなんだろうな」といった辛辣な発言も、この人から発せられると説得力が違う。
この内容でこの価格は安い。この本で入門して、平凡社からの『柳宗理エッセイ』に進むというのが良いと思います。
空から日本を見てみよう11 東名高速道路・用賀~御殿場/富士五湖 [DVD]
テレビを観ていてすっかり虜になりました。
普段、自分たちが通っていたり、生活しているところを空から眺めるなんて不思議な感覚ですね。
東名高速とかはよく通ったりするところなので、より親近感が沸きました。
しかも空から観ているだけなのに、成立しちゃう番組。
下から見えている景色を角度を変えれば見えてくるものもあって、新しい気持ちになります。
“くもじい”と“くもみ”の掛け合いもなかなか楽しめる番組だと思うので、老若男女、楽しめる番組・DVDだと思います。
SIMPLE2000シリーズ Vol.68 THE 逃走ハイウェイ ~名古屋・東京~
ふと目に留まった過去の作品「THE 逃走ハイウェイ」。
PS2のシンプル2000シリーズなのですが、東名高速の名古屋から東京まで4時間以内に到着するというゲーム。コースも長くて、実際にすべて走ると3時間少々かかります。
途中、ターゲットの車を破壊したり、サービスエリアにある証拠品をすべて回収して、東京で行われる裁判開廷までに証拠品を届けるという内容。
カーチェイスがメインになっていて、数々の車が登場し、車が大破したら他の車を奪ってさらに突き進む。車により特性があり(スピード重視のスポーツカー、耐久力重視のトレーラーなど)状況に応じて乗り換えが必要。
高速道路も実在のものがモデルになっているので、各インターチェンジやサービスエリア、トンネルなども実際の地名が登場。道路自体も可能な限り本物のイメージを再現。
警察が追ってくるので、いかに捕まらないようにするかが重要。捕まるとゲームオーバー。
・・・・このゲーム、とりあげているネタは面白いと思うけど、やはり2000シリーズなので作りこみの甘いところが多々あります。車の種類はもっとあるといいし、道路や景色の作りこみ、安っぽいBGMはなんとかしたほうが・・・。また、どうしてもコースが長いので、このような作りこみの甘さがあるため、途中ダレ気味になってきます。
このあたりの作りこみの甘さは制作費などの「大人の事情」があるので仕方がありませんがw
ひとつ思うのが「電車でGO」のように、純粋なドライブゲームとしても楽しめそうな実在の高速道路をテーマにしているのが面白いなぁと。
他の高速道路も走れると面白いと思う。
自分は車の運転は嫌いじゃなく、高速道路を走るのが好き(首都高速は嫌いw)なので、こういったアプローチのゲームにはとても興味があります。
ぜひ、PS3やXbox360などで、もっともっと作りこんだ内容で出して欲しいなぁと思います。売れるかどうかは微妙?ETCの広告や、各観光地の紹介(桃鉄のようなお土産が買えるとか)なども含めればよりリアルな感じがアップしますね。「龍の如く」ように実在企業タイアップとかで・・・。
「リッジレーサー」はスピード感重視。「グランツーリスモ」は挙動シミュレーション重視。と来ているので往年の名作「アウトラン」のテーマでもある“ドライブ”感重視のゲームって今後出てほしいなぁと思ってます。
※かつての懐かしいハード、3DOに「オーバードライビン」というドライブゲームがあったのですが、その新作とか出ないのかなぁ・・?
高速道路車窓鑑賞ガイド 東名&名神高速道路編
「そうだ、ドライブをしよう!」
そう思い立ち、すぐにでもエンジンキーを回したくなる一冊。
東名&明神高速を走りながら見えてくる様々な景色を丁寧に解説。
実際に自分が高速道路を走行しているかのように思わせてくれる。
ほぼフルカラーなので写真集のような感覚で楽しく読めます。
ETC1000円ドライブ。是非みんなでドライブに出かけたいものです。
自分で車窓からの写真を撮りまくって、自分なりの車窓鑑賞ガイドを作るのもまた一興なり。