Very Best of John Lee Hooker, the
まさにMr.ブギー、ジョン・リー・フッカー師。残念ながらつい先頃永眠されました。70過ぎてからキースやヴァン・モリソンとプレイしたアルバムも渋さ知らずでかっこ良かったけど、やはり黄金期はこの時代。欲を言えば、なんで2分程度でフェイドアウトするかなぁ・・・。BOOM BOOMやBOOGIE CHIL‘LENなんて、このまんまこのビートが延々続いて欲しいくらい気持ちいいのに。
ザ・グレイト・ジョン・リー・フッカー
さて、ジョン・リー・フッカーである。
ジョン・リーと言えば、個性的な人物の多いブルース界の中でも、ライトニン・ホプキンスと並んで、ひときわ異彩を放つブルースマンであるが、アルバムの数も、これまたライトニン共々、山ほどある。
一体どこから手をつけてよいやら。
で、このアルバム。
まぁ、タイトルの通りベスト盤なのだが、総括的なベストではなく、彼がデビューしてから約6年間契約していた「モダン」でのベストで、ベストとはいえ時代的に「オリジナル・アルバム」という概念がまだあまりなかった時代なので、実質ファーストアルバムと思ってもらって差し支えない(のか?少なくとも私はモダンでのオリジナルアルバム的なCDは見たことない)
徹頭徹尾、お得意のブギと、怪しげなスローブルースの嵐。
総括的なベストから入るのも悪くないが、せっかく録音も多いことだし、じっくりじっくり作品を集めるのもいいのではないだろうか。
ライトニンの「モージョ・ハンド」と並んで、その「初めの一枚」に本CDは最適である。
ジョン・リー・フッカーの濃密な世界にどっぷり浸れることだろう。
以上、ほとんどが小出斉さんの受け売りでしたが、さすがにこのアルバムまでレビューが0なのはマズイと思い、大して詳しくもないのに書かせていただきました。
ほんと、どうしてブルースのCDはこんなにレビューが少ないんでしょうね、まったく。。。
141144115411 (DVD付)
「このファーストアルバムに向かって進化してほしい」
女子高生ブルースバンド?どんなジャンル作ってんだよ〜というオヤジ風のつぶやきを胸に観たライブ。若い娘らに惹かれて本作を購入。とても細かい部分まできっちり作ってあり、本人達の度量も去ることながらプロデューサの辣腕ぶりが想像できる。黒人霊歌−黒人哀歌−哀愁歌−憂歌などという日本語訳でブルースジャンルに入って欲しくない。どうしてもカテゴライズするとして?「想累(そうる)」…ヤンキーか?…
レコード・コレクターズ増刊 ブルース・ギター バトル・オブ・ザ・マスターズ
この本はいい!黒人より白人のブルースマンに詳しい私は常日頃からエリック・クラプトンより紙一重だがピーター・グリーンの方が上だと言う持論をもっていたのだ、その理由はクリームのデビュー作でのクラプトンよりピーターが参加した時期のブレイカーズでのプレイの方が素晴らしいと思うからなのだ! この本の著者はブリティッシュブルースのギタリストのNo.1にピーターを上げているから好感が持てる…これって勇気がいるんじゃない?でもこの時期ならホントにピーターの方が僅少差ながら上なんです。そこを分かってくれている著者だから他の話も信憑性があるし信じてCDを買えるってもんです…あっぱれ!
ジョン・リー・フッカー & フレンズ(ライ・クーダー、ボニー・レイット、アルバート・コリンズ 他) [DVD]
いや~初めてライクーダーの演奏している姿を拝見しましたよ。感激しましたね。ジョン、ライのお互い敬いながらの演奏は”これぞ”って感じかな。デルタブルーズファンは必見かな。TomKumでした。