今「中年」と言われる世代が子供の頃に見ていたTVアニメなどの主題歌に当たり前のように名前が出てきていた日本のコーラス・グループですね。1970年にさとまさのり・まきのりゆきが結成したフォーク・グループ「オレと水車」を母体として津島隆文・岸龍也が加わって結成され、もともとは「便所こおろぎ」の名前であったのが下品なため変更され、また期間限定の意味で73と加えられた、とのことです。1972年にデビューし、『秘密戦隊ゴレンジャー』のエンディング・テーマ(「♪バンバラバンバンバン」でお馴染みの曲です)、や『おじゃまんが山田くん』 『がんばれドカベン』 『花の係長』 『ドテラマン』 『とびだせ!マシーン飛竜』など、アニメーション主題歌などを中心としたテレビのテーマソングや童謡のカバーを数多く手がけてます。途中でメンバー・チェンジを繰り返し、1990年に活動停止、2003年にさとまさのり、津島隆文、岸龍也の3人で「×おろぎ'03」として活動再開しているようです。
コーラス・グループだというのにオトがしばしばずれるのが気になりますが、懐かしい曲がたくさん聴くことが出来て、十分に満足できました。逆に言えば、そうした思い入れがない人にはちょっと厳しいかもしれませんね。
やる事が憎いねえ、コロムビアさん(嬉)!おすすめ度
★★★★★
同時発売のかおりくみこさんのCDと合わせると、『レッドビッキーズ』の主題歌が
揃うという心憎い演出が素敵です。今の子供たちにこそ、ああいったドラマは必要だと
思うし、それを応援・後押しするストレートな楽曲はもっと必要だと思う。
こおろぎ'73の皆さんはどちらかというと、そういった影から力を添えるといった場での
活躍が多かったと思います。このCDを聴くと我々の世代はみんな知らない間に彼らに
応援されていたような気さえしてきます。
でも個人的にこの中で一番の白眉は隠れた名曲で隠れすぎて手に入らなかった(笑)
『ドテラマン』の主題歌です!当時家に音声多重対応のテレビがなかったため、
ラジカセをテレビの横に置いてオニゾウさんの副音声を楽しんでいたのも懐かしい
思い出です。当時も主題歌レコードがどこにも置いてなかったのですよ!感涙!!
イーヤァァッホゥーー!おすすめ度
★★★★★
ついに出た!、1970ー80年代、アニメーションがまだ
「テレビまんが」だったころ、水木、堀江、ささきさんら
「テレビまんが主題歌」歌唱者の陰になり日なたになり、
彼らはいつもそこにいた、それが「こおろぎ'73」。
決して前に出すぎる事はなく、目立つ事はない。
しかし、彼らがいなきゃ成り立たない。
あの歌も、この歌も全部そう。
これを契機に再び、ステージで
「ニューヨーク、入浴ー♪」と踊り歌う、
彼らが見たいと思うのは夢であろうか?。
代表曲は網羅され、現在手に入りにくい曲もフォロー。
(『まんが偉人物語』誰かが前を・・・も欲しかったなぁ。)
テレビまんがソング界のダークダックス、
「こおろぎ'73」が今こそ、再評価されるとき!。
ワタシ、カラオケではいつも、こおろぎパートです。
「イヤッホー!」「ズンズンズンズン・・・」。
細部まで妥協なし
おすすめ度 ★★★★★
大変良く出来ています
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。