前の本から間を置かずに新刊が出たのはうれしいけれど、もう1カ月延ばしてゆっくり書いてもらってもかまわないのに。と、ちょっと思った。私は氷川先生と清和君と舎弟のみんなが好きなので楽しかったけれどね。他のシリーズと微妙にリンクして、一人一人の登場人物にそれぞれ背景があるから、読めば読むほど面白い。だから急がなくてもいいと思う。
小休止おすすめ度
★★★★☆
藤堂との対決から数日後…
藤堂の魔の手?から無事に逃れた氷川先生ですが、今度はお馴染み真鍋組の構成員達に男難の危機が?!
長かった藤堂との話がひとまず終わり、小休止にぴったりハイテンションな展開で清和君のかわいい舎弟達の受難っぷりに爆笑です。
京介の勤め先、ホストクラブ・ジュリアスの様子と前作でちょっぴり登場していたジュリアスのオーナーもしっかり出てきます。
後半からはシリアス色もまじり、タイトル通りの真鍋の虎ことリキの過去が明らかに…
新しい登場人物も加わり、これからがますます楽しみな龍とDrシリーズ最新刊です。
ちなみに氷川先生は相変わらずの妖精さんぶりですが、今回は作品全体として明るく楽しくまとまっていると思います。
そもそも樹生さんの文章といい、ストーリーといい万民受けするものではないので…
賛否両論あるでしょうが、面白かったので、☆4つです。
シリアスな作品のイラストが多い奈良さんのコメディタッチの挿絵もマッチしていい雰囲気ですよ。
良い出来でした
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。とにかくこれは絶対買いだ!
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!