BUCK-TICK GUITAR ARCHIVES 1987-2012
本書は2012年時点での取り下ろしのインタビューやグラビア写真に加え
長年BUCK-TICKサウンドを支えているスタッフの方々のインタビューといった
ややマニアックな記事が新規で収録されていることをのぞき、
大半は過去の月刊GIGSに過去掲載された
今井/星野両氏の記事や機材写真を抜粋し再収録した
いわば月刊GIGSのBUCK-TICK単行本と呼べるものです。
中には過去のGIGS掲載記事をそのままスキャナで取り込んで
何も加工せずにそのままの画像で再掲載したページも多く、
画質は当時のままで粗いもののリアルタイムで
彼らの活動を追っていたリスナーには懐かしく楽しめる
当時の空気感そのままを真空パックに閉じ込めたかの様な
タイトルの通りの過去記事のアーカイブ本となっています。
難点があるとすれば、掲載楽器の重複を避けるために
彼らの活動を時系列通りに収録せずにある程度期間をおいて
使用楽器が入れ替わったタイミングでのピンポイントの記事を抜粋して
掲載しているため必ずしもCDの発表順の単元ですべてのアルバムを網羅して
掲載されているわけではないところです。
読後感として、長年BUCK-TICKを追い続けていてふとBUCK-TICKの過去記事を
読みたくなるなった時にヤフーオークションなどでバックナンバーを探して
購入される様な方がいた場合はまずは本書を購入し、
本書で網羅しきれていないものだけをお買い求めになる方が
経済的にも労力的にも効率的なのかなと思いました。
人気のプロミュージシャンというのは
楽器の宣伝係という仕事を請負っていることから
こういったギターアーカイブ本はともすれば
「この楽器在庫余ってますから買ってください」的な
楽器会社側の宣伝心理が働いてしまった
いやらしいモノになってしまうこともあると思います。
ですが本書に関してはそういった下世話なものではなく
楽器に詳しい人・詳しくない人問わずBUCK-TICKファンなら誰もが
楽しめる本になっていると思います。
個人的には取り下ろしの両氏のインタビューの中で
自宅でのデモテープ制作方法の変遷についてわりと沢山述べられていたので
いつか本書の様なギター本体のアーカイブ資料だけでなく
Logicの様なDAWソフトを初めとする自宅での作曲機材環境も
詳しくのっているカタログも読んでみたいなと思うのですが、
いつか出たりしないですかね(笑)
いつか読めるといいなー思いつつこれからも気長に
BUCK-TICKのファンを続けようと思います。
長年BUCK-TICKサウンドを支えているスタッフの方々のインタビューといった
ややマニアックな記事が新規で収録されていることをのぞき、
大半は過去の月刊GIGSに過去掲載された
今井/星野両氏の記事や機材写真を抜粋し再収録した
いわば月刊GIGSのBUCK-TICK単行本と呼べるものです。
中には過去のGIGS掲載記事をそのままスキャナで取り込んで
何も加工せずにそのままの画像で再掲載したページも多く、
画質は当時のままで粗いもののリアルタイムで
彼らの活動を追っていたリスナーには懐かしく楽しめる
当時の空気感そのままを真空パックに閉じ込めたかの様な
タイトルの通りの過去記事のアーカイブ本となっています。
難点があるとすれば、掲載楽器の重複を避けるために
彼らの活動を時系列通りに収録せずにある程度期間をおいて
使用楽器が入れ替わったタイミングでのピンポイントの記事を抜粋して
掲載しているため必ずしもCDの発表順の単元ですべてのアルバムを網羅して
掲載されているわけではないところです。
読後感として、長年BUCK-TICKを追い続けていてふとBUCK-TICKの過去記事を
読みたくなるなった時にヤフーオークションなどでバックナンバーを探して
購入される様な方がいた場合はまずは本書を購入し、
本書で網羅しきれていないものだけをお買い求めになる方が
経済的にも労力的にも効率的なのかなと思いました。
人気のプロミュージシャンというのは
楽器の宣伝係という仕事を請負っていることから
こういったギターアーカイブ本はともすれば
「この楽器在庫余ってますから買ってください」的な
楽器会社側の宣伝心理が働いてしまった
いやらしいモノになってしまうこともあると思います。
ですが本書に関してはそういった下世話なものではなく
楽器に詳しい人・詳しくない人問わずBUCK-TICKファンなら誰もが
楽しめる本になっていると思います。
個人的には取り下ろしの両氏のインタビューの中で
自宅でのデモテープ制作方法の変遷についてわりと沢山述べられていたので
いつか本書の様なギター本体のアーカイブ資料だけでなく
Logicの様なDAWソフトを初めとする自宅での作曲機材環境も
詳しくのっているカタログも読んでみたいなと思うのですが、
いつか出たりしないですかね(笑)
いつか読めるといいなー思いつつこれからも気長に
BUCK-TICKのファンを続けようと思います。
WORDS BY BUCK‐TICK1987‐2002
デビュー以来進化し続けるBUCK-TICKをまとめ上げた、まさにバイブルとも言える1冊。
酒呑み日記でおなじみ、市川哲史氏による歯切れのよいインタビューがたくさん収められていて「裸のBUCK-TICK」が多々見られます。
市川氏だからこそ聞き出せたアルバム製作ウラ話やステージ秘話などは読み出したらもう止まりません。
単独インタビューが多いので、合同インタビューではほとんど「・・・・・」の櫻井&今井コンビのファンも楽しめます(笑)
写真も多く収録されていますし、ファンは必見ですよ。
酒呑み日記でおなじみ、市川哲史氏による歯切れのよいインタビューがたくさん収められていて「裸のBUCK-TICK」が多々見られます。
市川氏だからこそ聞き出せたアルバム製作ウラ話やステージ秘話などは読み出したらもう止まりません。
単独インタビューが多いので、合同インタビューではほとんど「・・・・・」の櫻井&今井コンビのファンも楽しめます(笑)
写真も多く収録されていますし、ファンは必見ですよ。